ピース又吉、NMB48渋谷凪咲と親友になれた?しずる村上がツッコミ
お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が13日、京都市内で開催中の京都国際映画祭2017で上映された主演映画『海辺の週刊大衆』の舞台あいさつに登壇、共演した後輩のお笑いコンビ・しずるの村上純からテレビのイメージとは異なる素顔を暴露される一幕があった。
『海辺の週刊大衆』は、作家・せきしろの同名小説を、又吉を主演に迎えて映画化。無人島に取り残された男(又吉)が、砂浜にあった雑誌「週刊大衆」1冊をお供に助けを待つ様子を、男の妄想や過去の記憶を交えながら描いたサバイバルドラマで、ヨーロッパ企画の上田誠が脚本を担当した。
この日の舞台挨拶には、又吉と村上のほか、ヒロイン役を務めたNMB48の渋谷凪咲、 太田勇監督が登壇。司会者からプライベートと映画の又吉の違いを問われた村上は「又吉さんは寡黙なイメージがありますが、普段しゃべらない分、後輩といる時は饒舌。そして誰よりも顔芸をします」と又吉の意外な一面を暴露。又吉が「人間、一日に動かす表情の量って決まっていて……」ととぼけると、村上は「3年前に又吉さんの中で流行っていたのがクリス松村さんの顔マネでした」と明かし、場内の笑いを誘った。
また本作で初めて演技に挑戦した渋谷が「撮影が終わる度に放心状態でした」とヒロイン役のプレッシャーを吐露すると、又吉は「実際に共演するシーンは少なかったですけど、撮影後は親友みたいな感じになりました」とコメント。すかさず村上が「楽屋でずっと敬語だったじゃないですか!」とツッコむ場面も。
一方、テレビ東京でディレクターとして人気番組を担当している太田監督は「予算が厳しくて、僕が担当している『Youは何しに日本へ?』の1回分の制作費より少なかったんです……」と製作の内情を告白。又吉は「予算の少なさはなんとなく気付いていて、現場には僕が暖をとる火さえなかった」と現場への不満をぶっちゃけ、笑いに変えていた。(取材・文:スズキヒロシ)
京都国際映画祭2017は10月15日まで京都市内各所で開催中