大泉洋“雨男”再び!台風一過の晴天から曇天に…「わたしらしい天気」
俳優の大泉洋が24日、T・ジョイ PRINCE 品川前で行われた『探偵はBARにいる3』ジャパンプレミアイベントに来場、「晴天なのに会場に近づいたらモクモクと曇った」と雨男ならではの自虐的なトークで会場を盛り上げた。この日は松田龍平、北川景子、前田敦子、リリー・フランキー、吉田照幸監督も来場した。
北海道の歓楽街・札幌のススキノが舞台の人気シリーズ4年ぶりの最新作。探偵(大泉)と高田(松田)のデコボココンビが今回は、女子大生失踪事件の真相に迫る。この日は大勢のファンを集め、レッドカーペットイベントが行われることに。選挙が行われたばかりということで、マイクを持った大泉は「沿道の皆さん! 皆さんの声援、ありがたく受け止めております! 大泉洋です! 映画は『探偵はBARにいる3』! ありがとうございます! よろしくお願いします!」とまるで選挙カーの演説のような口調であいさつ。観客の喝さいを集めた。
だが「日本でも5本の指に入る雨男」と自称するほど、出演作の映画初日などをはじめ、これまでも数多くの晴れやかなイベントで雨に見舞われてきた“雨男”大泉。この日も雲行きの怪しい曇天模様。「台風が来ておりましたが」という大泉に対して、観客からは「謝れ!」とブーイングの声が沸き起こり、会場は大盛り上がり。大泉は「なんで謝らなきゃいけないんだ」と返しつつ、「今日の朝は台風一過ということで、非常によく晴れていてすばらしいなと思っていたのに、わたしが会場に近づくにつれてモクモクと空が曇り、見事な曇天の中、非常にわたしらしい天気となったと思います。わたしらしい天気の中、『探偵はBARにいる』のジャパンプレミアを行えてうれしく思っています」とコメントし会場を盛り上げた。
そんな会場内の様子に「すごいやりづらい」と苦笑いで切り出した松田に対して「会場をあたためといたから」と満足げに笑う大泉。それでも松田は「3までやれるとは思っていなかったので、久しぶりに札幌で撮影ができて、面白い作品ができたと思います。お楽しみに」と観客の期待をあおっていた。
一方、「プレミアイベントがあるような人気シリーズに呼んでいただいて、光栄でした」と語るリリーは、これまでのシリーズについて尋ねるために、大泉を誘い出したときのエピソードを披露。「ここはやはりバーに誘おうと思ったんですが、30分で寝ていました。普通のバーじゃ寝るのかなと思ったんで、次はバニーのいる店にも誘ったんですが、やはりここでも寝ていて。探偵はどこでも寝るんだなと思って。まさに『探偵はBARで寝る』ですね」と明かすと、大泉は慌てた様子で「言っていなかったのに。やっぱりバニーの話をしたか!」とツッコみ。そんなやりとりにも会場は大いに沸いていた。(取材・文:壬生智裕)
『探偵はBARにいる3』は12月1日より全国公開