美山加恋、プリキュア初日に感激「小さい子もいる！」

　『映画キラキラ☆プリキュアアラモード　パリッと！想い出のミルフィーユ！』の初日舞台あいさつが新宿バルト9で行われ、レギュラー声優の美山加恋、福原遥、村中知、藤田咲、森なな子、水瀬いのりが勢ぞろい。恒例で大きなお友達ファンが多い中、この日はちびっこも来場しており、美山は思わず「小さい子“も”たくさんいる！」とユニークに感想を語って笑いを誘った。

『映画キラキラ☆プリキュアアラモード　パリッと！想い出のミルフィーユ！』予告編

　本作は「プリキュア」シリーズとして通算14作品目となる12代目プリキュアが登場する「キラキラ☆プリキュアアラモード」の劇場版。想いのつまったスイーツを守るため、主人公たちが伝説のパティシエ・プリキュアとなって戦う姿を描く。

　初日とあり会場には大きなお友達がメッセージボードなどを持って集まっており、上映後の温まった会場で客席を見渡した美山は「こんなに来てくれてありがとうございました。小さい子もたくさんいる！」と感激。福原も「みなさんが笑顔で迎えてくれたので、きっと元気を与えらたんじゃないかと胸がいっぱいになっています」と喜んだ。

　キャラクターと共に全員で名乗りの生披露をした後には、映画にちなんで“思い出のスイーツ”をテーマにトークを展開。美山は「クリスマスにおばあちゃんとお母さんとわたしとお姉ちゃんで一緒に作ったクリスマスケーキが思い出に残っています」、福原は「誕生日に毎年お母さんが作ってくれるティラミスが美味しくて大好きです」と笑顔で語る。一方、村中は母親と一緒に行ったショートケーキ作りを「生クリームを壁にまき散らして怒られ、泣きながら謝りつつも仲直りして作ったのが喜怒哀楽を共にした思い出です」と紹介してどっと笑いが起きた。

　また、先日誕生日を迎えた藤田は「なな子こからマカロンを、遥ちゃんからはマカロンとショコラをもらって、1年かけてここまで友達になれたなと」と近状を報告し、元宝塚歌劇団の森は「（当時）公演中は衣装も着ていてなかなかご飯を食べられないので、二回公演の時は一回目の後、一回公演の時は終演後にチョコレートを食べるのが楽しみでした」と振り返った。最後にマイクを握った水瀬は「この話題になるといつも胸が痛いけど、甘いものが得意ではなくて」と申し訳なさそうに申告しつつ、「小さいころ周りの子供たちがシュークリームやケーキが好きだった中でわたしは羊かんやどら焼きやまんじゅうが大好きでした」と和菓子愛を語って声援を浴びていた。（取材・文：中村好伸）

『映画キラキラ☆プリキュアアラモード　パリッと！想い出のミルフィーユ！』は公開中