ディズニー初、同性愛をドラマのメインストーリーに
米ディズニー・チャンネルが初めて、ドラマのメインストーリーで同性愛を描くことが明らかになった。Deadline などが報じている。
ディズニー・チャンネルは、27日(現地時間)に放送される人気シリーズ「アンディ・マック(原題) / Andi Mack」のシーズン2で、メインキャラクターの一人である13歳の少年がゲイであると自覚し、友人たちに打ち明けるという自己発見のストーリーを描くという。
広報担当者は「『アンディ・マック』は自分とは何者かを見つけ出すトゥイーン(8~12歳の子ども)たちを描く物語です。この番組の脚本家テリー・ミンスキーをはじめ、キャストや関係者はみな、全ての観客にふさわしい内容であると保証することに細心の注意を払うとともに、人類に対する多様性の受容と尊敬という力強いメッセージになると思っています」と声明を発表している。
これまでディズニー作品で同性愛者のキャラクターは登場していたものの、メインストーリーとしてキャラクターが同性愛を自覚する様子を描くのはこれが初めてだという。今年公開されたディズニー実写映画『美女と野獣』では、悪役ガストンの子分ル・フウがゲイのキャラクターとして描かれ、話題を呼んでいた。(編集部・石神恵美子)