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菅田将暉、大先輩芸人に超上から目線!板尾創路が称賛!

超上から目線で芸人役に挑んだ菅田将暉
超上から目線で芸人役に挑んだ菅田将暉

 俳優の菅田将暉が8日、都内で行われた映画『火花』完成披露試写会に出席し、板尾創路監督から大先輩の芸人に超上から目線で接していたことを暴露された。この日は、桐谷健太木村文乃川谷修士2丁拳銃)、三浦誠己も来場した。

どこかかわいい…上から目線中の菅田将暉【他写真】

 本作は、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹による芥川賞受賞作を映画化した青春ドラマ。漫才の世界に飛び込んだものの結果を出せずにいる青年・徳永(菅田)と強い信念を持った先輩芸人・神谷(桐谷)が、「現実」に阻まれ、「才能」に葛藤しながら、「夢」に向かって全力で生きる10年間が描かれる。

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 菅田は、芸人役について「難しいなんていうものじゃない」と嘆きつつも、「板尾さんがOKを出してくれたらええやんっていう安心感と、(劇中で演じるお笑いコンビ・スパークスの相方・山下役の)修士さんがツッコんでくれたら、いかなる状況でも絶対に笑いが起きると信じてやっていた」と撮影時を振り返った。

 19歳も年上の川谷を信頼しきった発言だが、川谷が観客に「観てくれたらわかると思いますが、僕がこの映画で一番得しています」と呼び掛けると、「おもしろーい」と無感情でコメントしたり、ネタバレを気にしながらおすすめシーンを説明していたにもかかわらず、川谷がキーワードをサラッと言ってしまい「俺言ってなかったのに言うたやん」とキレ気味にツッコんだり、川谷が甘噛みした際には「滑舌悪いねん。なんて?」とため口で聞き返して会場の笑いを誘ったり、年下であることを感じさせない菅田。

 そんな二人は劇中では同級生を演じており、板尾監督は「菅田将暉が生まれた年に2丁拳銃の川谷修士はデビューしてますから、なんでコンビの役柄? と思われるかもしれないですけど、コンビに見えるでしょ?」と同意を求めると、「それは菅田将暉が修士のことを同級生に見せようと、ものすごい上から行くんですわ」と説明。そして、「それは同級生という同じ目線にならなきゃいけないという菅田くんの礼儀正しさ」と分析すると、「彼の方から(同じ目線に)持っていくというのは俳優として素晴らしく、これほどの敬意はない」と絶賛した。

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 すると菅田は「そうです」と賛辞を丸呑みするも、「修士さんの方から『まず敬語をやめよう』と言ってくださって、その日は6時間くらい二人で飲んで、その後は先に僕をタクシーに乗せて、ずっと頭を下げてくださっていた」と敬意のきっかけが川谷にあることを伝えた。川谷いわく「頭を下げてたんじゃないです。吐いてたんです」とのことだが、川谷の一連の言動により、菅田は「すごく愛おしいし、よろしくお願いしますという気持ちになった」と充実した表情で語っていた。(取材:錦怜那)

映画『火花』は11月23日より全国東宝系にて公開

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