客層拡大!『HiGH&LOW』新作に男性多数
映画『HiGH&LOW』シリーズの最新作『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』が11日より公開され、興行通信社が発表した土日2日間(11月11~12日)の全国映画動員ランキングで1位に輝いた。EXILE TRIBE のメンバーであるAKIRA、TAKAHIRO、岩田剛典のほか、窪田正孝、林遣都、山田裕貴といった若手イケメン俳優たちが多数出演している作品の客層はこれまで女性客が中心だったが、「アクション映画好き」や「特撮好きな男性」などの層にも広がりを見せている。
「HiGH&LOW」とは、映画、ドラマ、オリジナルアルバム、コミック、ライブツアー、テーマパークとのコラボなど、ジャンルレスに展開されている EXILE TRIBE によるプロジェクト。本作はその映画シリーズの第4弾で、土日2日で動員23万7,212人、興行収入3億382万9,900円を記録。配給を担当する松竹の宣伝部は「最終興収で15億円を狙える作品」としている。
2016年の『HiGH&LOW THE MOVIE』公開時は2対8だった観客の男女比は、11~12日の2日間では4対6という結果になっており、今作にはこれまでのシリーズファンだけでなく新たな客層が映画館に足を運んでいることが見受けられる。『るろうに剣心』『亜人』にも携わったアクション監督の大内貴仁が指導した迫力の描写がアクション映画ファンに訴求し、岩城滉一、津川雅彦、岸谷五朗といった大御所俳優たちの参加が大人男性を呼び込んだ。
また、本作はTwitterでも強さを見せている。「HiGH&LOW」プロジェクト全体の最新情報を発信するアカウント「HiGH&LOW OFFICIAL」のフォロワー数は64万9,000人に達しており、映画の大ヒットを報告するツイートは2,200回以上リツイートされ1万2,000件以上の「いいね」を獲得(数字は13日21時半時点)。SNSには好意的なコメントが多数寄せられており、「Twitter等のSNSでの口コミ率が非常に高く、波及効果による更なる動員も期待される」と同宣伝部は発表している。
『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』は、九龍グループの力によって壊滅の危機にさらされたSWORD(山王連合会・White Rascals・鬼邪高校・RUDE BOYS・達磨一家)のメンバーや雨宮兄弟らが、九龍グループとの最後の闘いに挑むさまを活写した映画。企画プロデュースは EXILE HIRO で、前作『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』に続いて久保茂昭と中茎強がメガホンを取っている。(編集部・海江田宗)