反ハラスメント研修 「13の理由」撮影現場で
ハリウッドのセクハラ・スキャンダルを受け、Netflixドラマ「13の理由」の撮影現場では反ハラスメントの研修が開かれたと The Hollywood Reporter が報じた。
「13の理由」は今年3月に配信されたのち、口コミで大ヒットしたドラマ。いじめ、レイプ、セクハラ、自殺などについて学校などで話すきっかけを作った作品で、そもそもハラスメント問題については意識が高いと思われるが、プロデューサー陣は念を押しておきたかったようだ。
同ドラマでライアンを演じているトミー・ドーフマンによると、何度かミーティングが開かれたとのこと。「この撮影現場ではセクハラは絶対に許されないことをみんなに再確認させたかったんだろう。そして、不安を感じたらちゅうちょなく手助を求めるようにともね」と語っている。トミーによると、仕事上、「誰々には気をつけろ」と警告されるのは異例なことではないそう。「より多くの人が声を上げ、汚名を返上すればするほど、このようなことは起きなくなる。そしてこの業界の女性と同性愛者がより力を持つようになれば、警告される機会も減るだろう」と付け加えている。
13エピソードが製作される第2シーズンは2018年に配信される予定。(澤田理沙)