生田斗真の元恋人役に山本美月!『友罪』に佐藤浩市&夏帆も出演
『64-ロクヨン-』シリーズの瀬々敬久監督の最新作『友罪』で、生田斗真ふんするジャーナリストの夢に破れた主人公の元恋人役に、山本美月が決定したことが明らかになった。
今回、山本のほかにも新キャストとして、佐藤浩市、夏帆、富田靖子らの出演が新たに発表。工場勤務の主人公・益田(生田)が、同僚・鈴木(瑛太)を17年前の連続児童殺傷事件の犯人なのではないかと疑うさまを描く本作で、佐藤は息子が犯した事件で一家離散したタクシー運転手、夏帆は自分を助けた鈴木に好意を抱く女性、富田は鈴木の少年院時代の担当法務教官で彼の過去と現在を知る唯一の人物をそれぞれ演じることになる。
山本がふんする元恋人は、雑誌記者として児童連続殺人事件の犯人を調べる中で、益田のジャーナリズムを掻き立てるキーパーソン。山本は今作について「瀬々監督をはじめ、素晴らしいキャストの方々とご一緒できたことを、とても光栄に思います。監督から、清美は唯一普通の人だから普通の女の人を演じてほしいと言われ、普通ってなんだろうと、とても考えさせられる作品になりました」と語る。
また夏帆は撮影を振り返り、「瀬々監督から、毎回『リミッターを超えてください』という演出をされて、頭がまっしろになり、監督が思う限界点まで到達できていたのか撮影が終わった今でもよくわかりません」と満身創痍のよう。だが彼女は「身も心もへろへろになって、答えがわからなくてもがいて。それでも、誰よりもまっすぐに全身全霊でこの作品にぶつかっていく監督をみていたら、弱音を吐いてる場合じゃないと、わたしも腹をくくって挑ませていただきました」とも続けていた。
映画には青木崇高、光石研、村上淳、奥野瑛太、飯田芳、小市慢太郎、矢島健一、忍成修吾、西田尚美、片岡礼子、石田法嗣、北浦愛、坂井真紀、古舘寛治、宇野祥平、大西信満、渡辺真起子も出演している。(編集部・井本早紀)