『ファンタビ』で略奪愛…?ニュートの兄、リタと婚約していた
シリーズ第2弾『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に登場する主要キャラクターの人物紹介が「ハリー・ポッター」シリーズのウェブサイトであるポッターモアに掲載され、主人公ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)の兄テセウス(カラム・ターナー)がリタ・レストレンジ(ゾーイ・クラヴィッツ)と婚約していることが明らかになった。
ニュートが大切に手元に置いていた1枚の写真という形で、第1弾『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』にも登場していたリタ。ホグワーツの学生時代にニュートはリタと“親しい関係”だったものの、彼女によって傷つけられたことが示唆されていた。彼女の苗字が『ハリー・ポッター』シリーズの闇の魔女ベラトリックス(ヘレナ・ボナム・カーター)と同じ「レストレンジ」ということで、闇の魔術が二人を引き裂いたのかと思われていたが、兄テセウスに奪われただけだった……? テセウスは戦争の英雄にして闇祓いのトップであり、シャイな魔法動物学者ニュートとは正反対。併せて公開されたキャラクタービジュアルではテセウスに寄り添い、腕に手を回すリタの姿が確認できる。
このキャラクタービジュアルでは、若きダンブルドアにふんしたジュード・ロウの姿も初披露。青のコーデュロイのトレンチコートをまとい、手には『ハリー・ポッター』シリーズでのものとは違う杖が。決闘の末、ダンブルドアが手にすることになる最強の杖=ニワトコの杖は、今はまだジョニー・デップ演じる闇の魔法使いグリンデルバルドが所有していることが見て取れる。
また、おかっぱ頭だったクリーデンス(エズラ・ミラー)はさっぱりとした短髪になり、クローディア・キム演じるまだ名前の発表されていない新キャラクターと親しげな様子。彼女は“マレディクトゥス”というビーストに姿が変わってしまう呪われた血の持ち主で、魔法使いのサーカスの“呼び物”の一人。近い境遇にある二人がどのようにして関わりを持つようになるのか注目だ。
舞台となるのは、第1弾から数か月後の1927年。後にホグワーツの指定教科書にもなる「幻の動物とその生息地」を出版したニュートが、ダンブルドアの要請を受け、共にグリンデルバルドに挑むことになる。前作に続きデヴィッド・イェーツ監督がメガホンを取っており、2018年冬に日本公開される。(編集部・市川遥)