『羊と鋼の森』鈴木亮平×城田優×仲里依紗ら参戦
2016年本屋大賞第1位を獲得した小説を山崎賢人と三浦友和の共演で実写映画化する『羊と鋼の森』で、2018年放送のNHK大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平が山崎ふんする主人公の兄貴分という役どころを担当することが明らかになった。仲里依紗、城田優、森永悠希、佐野勇斗、堀内敬子、光石研、吉行和子といったキャストの出演もあわせて発表された。
宮下奈都による小説を基にした本作は、ピアノの調律のとりこになった外村直樹(山崎)が調律師を志し、さまざまな人々との交流や挫折を経験しながら成長していくさまを描くストーリー。外村が高校時代に出会うベテラン調律師・板鳥宗一郎を三浦、外村の調律師人生を大きく変えることになるピアニスト姉妹を上白石萌音と上白石萌歌姉妹が演じる。
外村が勤務する江藤楽器のピアノ調律師・柳伸二役には鈴木が決定した。柳は外村にとって一番年齢の近い先輩であり、成長のきっかけとなるアドバイスをしてくれる兄貴分というキャラクターだ。撮影前にピアノ調律の練習を重ねてから今作に挑んだという鈴木と山崎の撮影現場での関係は、撮影をしていない時でも仲の良い先輩後輩のような関係だったという。
この度発表されたキャスト陣はそれぞれ、柳の恋人で外村に柳の過去を伝える濱野絵里役を仲、柳の顧客であるプロピアニスト・上条真人役を城田、外村の顧客で悲しい過去によってピアノを演奏できなくなってしまった南隆志役を森永、外村にコンプレックスを抱かせる優秀な弟・外村雅樹役を佐野、江藤楽器の事務でありムードメーカー的存在の北川みずき役を堀内、口は悪いが腕は優秀な江藤楽器の調律師・秋野匡史役を光石、厳しく接しつつも外村を見守り続ける祖母・外村キヨ役を吉行がそれぞれ担当する。(編集部・海江田宗)
映画『羊と鋼の森』は2018年6月より全国公開