古川雄輝、戸次重幸からの誕生日ケーキをムシャムシャ…止まらず共演者が驚く
俳優の古川雄輝が8日、都内で行われたNetflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」(12月15日配信スタート)のプレミア試写会に出席。舞台あいさつの途中に、この日欠席した共演者の戸次重幸からのビデオメッセージで、「僕から」と今月18日に30歳を迎える古川と、11日に42歳を迎える黒谷友香にサプライズのバースデーケーキが贈られた。古川は壇上に運ばれた巨大なケーキに早速スプーンを入れると止まらず食べ続け、登壇者を驚かせた。
本作は、2016年に土屋太鳳、満島真之介を声優に迎えたテレビアニメ、藤原竜也、有村架純共演による実写映画も製作された三部けいの同名コミックを連続ドラマ化。時が巻き戻る“リバイバル”という現象により、母親を殺害した犯人を突き止めるべく18年前までさかのぼる主人公・藤沼悟の奔走を描いた本作。イベントには黒谷友香、優希美青、白洲迅、子役の内川蓮生、柿原りんか、下山天監督も登壇した。
主人公・悟を演じる古川は本作について「今回すごく新鮮だったのはこういう追い込まれる役をあんまりやったことがなくて、走ったり汗をかいたりするシーンが本当に多いなって思ったこと」とコメント。劇中、小学5年生に戻るシーンなども出てくるが、「僕もそのくらいに戻りたい」と話し、「僕は帰国子女で、海外にいたんですけど、日本の小学校で生活してみたかった」と打ち明ける一幕も。
一方、悟の母を演じる黒谷は、「古川さんくらいの年齢の方のお母さん役は初めて。どうしようかなって悩みました。距離感が近い母子ということでちょっとさみしかったです」とため息も。だが、サプライズケーキが運ばれ、古川と共にお祝いされると「息子と一緒にお祝いされるなんて!」と大喜び。共にケーキを食べて「おいしい!」と顔を見合わせた。
現場でも古川は共演者から頼られる存在であったようで、優希は「初日に緊張していたら話しかけてくださって心からいい方だなって。芝居がダメな時もリードしてくださった。本当に頼れる先輩でした」とリスペクト。悟の少年期を演じた内川は「僕の中身は29歳の大人の古川さん。心の中で思っていることを表情で表現するところに力を入れて頑張りました」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)