シュールすぎる…マット・デイモンが13cmに縮小する映像!
「人類の縮小計画」という信じられない夢の計画で13cmの手のひらサイズになる男をマット・デイモンが演じた新作映画『ダウンサイズ』の日本公開日が3月2日に決定し、そのシュールな世界観を垣間見ることができる特報&日本版ポスターもお披露目された。
本作で描かれる「人類の縮小計画」とは、人類を14分の1に小さくする世紀の技術によって可能となり、爆発的な人口増加問題の解消だけでなく、体が小さくなることで今ある資産でも裕福な暮らしを実現できるため、低収入・住宅問題など現代人の日々の悩みも解決できるというもの。より良い暮らしを求め、13cmの手のひらサイズとなって、ミニチュアの世界に飛び込んでいく男を演じたのは、『オデッセイ』で火星にひとり取り残されたり、『グレートウォール』では万里の長城で戦ったりと、近年どんな役でもこなすマット・デイモン。
特報では、世紀の大発明発表の場で、ミニチュアサイズの人間が登場し、世界が驚愕する場面で始まる。ダウンサイズした世界では、今の資産が14億円(!)になると説明を受け、夫婦で13cmになることを決意するポール(マット)たち。スキンヘッドに剃毛し、まるで電子レンジのように「チン♪」と縮んで、ヘラで運ばれていくさまはかなりシュール……。果たして、縮小したポールは幸せな生活を手に入れることができるのか。今後の展開が気になる映像となっている。
マットのほかに、ポールの妻オードリー役で『ゴーストバスターズ』のクリステン・ウィグ、ポールを新しい世界へ誘う謎の男役に名優クリストフ・ヴァルツ、物語を大きく動かす重要なキャラクターとして新鋭ホン・チャウが名を連ねている。メガホンを取ったのは、『ファミリー・ツリー』『サイドウェイ』で2度のアカデミー賞脚色賞に輝くアレクサンダー・ペイン監督。本作は第74回ベネチア国際映画祭でオープニングを飾り、先日発表された、賞レースの幕開けを飾るナショナル・ボード・オブ・レビュー賞で2017年のトップ10作品に選ばれている。(編集部・石神恵美子)
映画『ダウンサイズ』は2018年3月2日よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開