マッチの森繁久彌さんが「徹子の部屋」に!ドラマ「トットちゃん!」で
黒柳徹子の半生を清野菜名主演で描いているテレビ朝日系の昼の帯ドラマ劇場「トットちゃん!」の12日放送の第52話で「徹子の部屋」がスタートし、歌手・俳優の近藤真彦ふんする森繁久彌さんが登場して現在まで40年以上続く長寿番組の初放送回が描かれることが明らかになった。
森繁さんは2009年に96歳で亡くなられた後も、昭和を代表する伝説の俳優として語り継がれている名俳優。黒柳がNHKの専属女優だった頃から親交があり、1976年に始まった「徹子の部屋」の初回ゲストも務めた。
「森繁さんという偉大な役者さんを演ずる勇気は毛頭ありませんでした。ただ、森繁さんとのご縁や、黒柳さんとのご縁を考え、素敵なお仕事を引き受けさせていただきました」と話す近藤は、森繁さんが出演した初回の映像を繰り返し見て研究したそう。「セクシーなところは、少し出せたかな。知的で品のある部分は、もう少し時間がかかりそうです。いい勉強になりました」と続けた近藤は、劇中で森繁さんの名曲「知床旅情」を歌い上げるなど、熱演を披露する。(編集部・海江田宗)
【「トットちゃん!」第52話あらすじ】
新番組『徹子の部屋』の企画が立ち上がり、徹子(清野)は女優をやめる決断を下す。徹子は番組のスタートに際し、久松勇(三宅健)らスタッフに臨場感を大切にするため編集しない収録スタイルを提案する。そして1976年2月2日「徹子の部屋」がスタート! 記念すべき初回のゲストは、森繁久彌(近藤)だった……。