スタローン監督降板!『クリード』続編に新鋭が抜てき
ボクシング映画『クリード チャンプを継ぐ男』の続編で、当初予定していたシルヴェスター・スタローンに代わって、新鋭スティーヴン・ケープル・Jrが監督を務めることが明らかになった。Deadlineが報じている。
『クリード チャンプを継ぐ男』は、スタローンが演じた『ロッキー』シリーズのロッキーが、ライバルのアポロ・クリードの息子アドニスと再びボクシングの世界に身を投じるさまを活写。前作の出来の良さから続編にも期待が高まっており、今年10月にスタローンは自らメガホンを取るとInstagramで発表していたが、そうではなくなったようだ。
同サイトによると、スタローン自ら監督の座を譲ると決断を下したそうで、「アドニス・クリードは今の世代を反映している。このストーリーを共感できるものにするため、僕がかつてそうであったように、監督がその世代であることが重要だと考えている。若く、才能に溢れたスティーヴン・ケープル・Jrが監督を引き受けてくれたことをとても幸運に思っている。彼と(主演の)マイケル・B・ジョーダンなら大成功を収めてくれるだろうと確信しているよ」とコメントを寄せている。
大役を任されたスティーヴンは、主に短編映画やテレビシリーズなどを手掛け、2016年に『ザ・ランド(原題) / The Land』で長編映画監督デビューを果たしたばかりの新鋭。本続編は3月にも米フィラデルフィアで撮影を始めるとのこと。2018年11月21日全米公開予定。(編集部・石神恵美子)