大泉洋「一生BARにいる」宣言!でも松田龍平に不信感!?
俳優の大泉洋と松田龍平が15日、都内で行われた映画『探偵はBARにいる3』大ヒット舞台あいさつに登壇。東映株式会社のグループ会長からの「シリーズを作り続ける」というオファーに「一生BARにいる」と宣言してみせた大泉は、松田の“相棒”らしからぬ発言に不信感を募らせていた。
本作は、アジア最北の歓楽街である札幌・ススキノを舞台に、探偵コンビの活躍を描いた人気映画シリーズの第3弾。後輩の恋人・麗子(前田敦子)の失踪調査に乗り出したことがきっかけで、裏社会で暗躍する北城グループの殺人事件や巨額の薬物取引に巻き込まれる探偵(大泉)と相棒・高田(松田)。やがて、これらの事件に関わる謎多き美女・マリ(北川景子)から託された依頼により、探偵コンビが「最後の事件」に挑んでいくさまが描かれる。
冒頭のあいさつは「一言」が通例だが、のっけからおしゃべりが止まらない大泉。その中で観客の反応を見るため、本作を映画館で一人で鑑賞したことを明かすと、エンドロール後にまだシーンがあるにもかかわらず、それを知らずに帰る人が多く、「何とか最後まで観てほしいという思いでいっぱい」と切ない思いをまくしたてた。また、シリーズ累計の観客動員数が200万人を超えたことについては、「わたしにとって大事な作品だったので。『3』を作って200万人という大台になったのは嬉しい」と手放しで喜んだ。
そんな中、相変わらず言葉数が少ない松田が本作について「すごく思い出に残る作品というか……わかんないです」と苦笑いすると、「出ました!『わかんない』。今日も出ましたよ」と茶化す大泉。さらに、MCの質問からずれた返答をすると、「出ました! 全く聞かれていないことを言う。新人のインタビュアーなら泣いてますよ。最難関の俳優」とからかい、会場の笑いをさらった。
その後、東映株式会社のグループ会長から本作が「ほとんど唯一の娯楽映画シリーズとして、日本映画の財産にもなっている」「東映としては是非、作り続ける気構えですので、あとは、ご両人次第」などと記された手紙をもらうと、大泉は「もちろん続けますよ。わたしは一生BARにいるし、一生『水曜どうでしょう』も続けます」と宣言し、会場を沸かせた。しかし、相棒役の松田は「一回持ち帰らせてもらって……」と期待を裏切るコメント。
大笑いする大泉は「出ましたよ! ここまでふわふわ~とした答えだったのに、ここだけははっきりと(した答え)。マネージャーの常套句ですよ。俳優が言う言葉でしょうか?」と嘆くことしきりで、「東映と松田龍平は信用できない」と渋い顔を見せた。とはいえ、松田の本音は「過酷シリーズにどこまで耐えられるのか、大泉さんの体力次第」だそうで、「わたしが過酷な拷問的なシーンで頑張れる限りは出てくれるということなんですね?」と大泉から確認されると、「そうですね」と肯定し、観客から盛大な拍手を受けていた。(取材:錦怜那)
映画『探偵はBARにいる3』は全国公開中