ガンダルフ役はイアン・マッケラン一択!?ドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」に意欲
先日、Amazonが『ロード・オブ・ザ・リング』3部作として映画化もされたJ・R・R・トールキンのファンタジー長編小説「指輪物語」の世界的なテレビシリーズ化権を獲得したことが公表されたが、映画版でガンダルフ役を務めたイアン・マッケラン（78）は、ドラマ版への出演も虎視眈々と狙っているようだ。
イアンにとって『ロード・オブ・ザ・リング』のガンダルフ役は、彼のキャリアを語る上では外すことができない代表作。劇中では主人公のフロドを導く魔法使いとして活躍し、その後に制作されたフロドのおじであるビルボの物語『ホビット』シリーズも、イアンが同役を務めていた。なお今回のドラマ版ではピーター・ジャクソン監督の映画版の第1部にあたる「旅の仲間」の前日譚が描かれるとされており、監督やキャスト情報は明かされていない。
現地時間16日にラジオ番組「Graham Norton」（BBC Radio 2）に出演したイアンは、司会者からドラマ版の話を振られると、「僕も（そのニュースを）聞いたよ」と返答。さらに司会者から「別のガンダルフが来てしまうことにどう思っていますか？」と質問されると、むしろ「どういう意味だい？ 別のガンダルフって？」と聞き返してしまう一幕も。
それの流れからドラマ版でもイアンが演じるのかという話に切り替わると、イアンは「僕がまだ『イエス』と言えないのは、まだオファーが来ていないからだよ。でも、君は別の誰が演じると思っているんだい？」と即答。続けて「ガンダルフは7000歳を超えているんだよ？ 僕は……まだそれほど年を取っていない」と笑いを交えつつコメントし、今でもガンダルフを演じることへの意欲は衰えていない様子だった。（編集部・井本早紀）