スパイダーマン悪役ヴェノム映画 ミシェル・ウィリアムズの役が判明!
トム・ハーディがスパイダーマンの宿敵ヴェノムにふんする新作スピンオフ映画『ヴェノム(仮題)/ Venom』で、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などの女優ミシェル・ウィリアムズ演じる役が明らかになった。Screen Rant が報じている。
スパイダーマンの能力を記憶した地球外の寄生体シンビオートがエディ・ブロックの身体を乗っ取り誕生するヴィラン、ヴェノムを描く本作。スパイダーマンの能力を完全に受け継いでいるため、“第2のスパイダーマン”とも呼ばれ、スパイダーマンの好敵手にして、ダークヒーロー的存在でもある。
トムハがヴェノムと化すエディにふんし、今回新たにミシェルがエディの元妻アン・ウェイングを演じることが明らかになった。ミシェルは同サイトのインタビューでアン役であることを認めつつも、「何を言っていいのかしら? 今はあまりしゃべってはいけないの」と詳細は避けた。
また『ブロークバック・マウンテン』『ブルーバレンタイン』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などへの出演で知られているミシェルが、ヒーロー映画に出演するのは意外な感もあるが、本作出演の決め手はトムハだったとも明かす。「私にとってはトムね。彼は万事を心得ているから。私は彼の動きのいくつかを盗んで、彼の心得を理解するつもりよ。共演した人で評価されるから、彼のパートナーとして自分自身に挑戦してみたいと思ったわ」。
本作ではロケではなくグリーンバックなどでの撮影が多くなりそうなことが予想されるが、ミシェルは「もう一本ほかの映画で、テニスボールを巨大生物だと思って、目で追うように指示されたことがあったけど。そういったことをするのは苦手ね。でもそれに必要なスキルを学んでいるところよ」と、女優としても新たな経験を積んでいるようだ。ミシェルが演じるアンは、原作ではシンビオートに一時的に寄生され、「シー・ヴェノム」となるさまも描かれていることもあって、ミシェルは単純なヒロインとしてだけでなく、アクションにも挑戦するのかもしれないなどと期待が高まる。
トムハ&ミシェルに『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などのリズ・アーメッドらが名を連ねているほか、『gifted/ギフテッド』のジェニー・スレイト、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』などのウディ・ハレルソンが出演交渉中と伝えられていた。『アルマゲドン』のスコット・ローゼンバーグと『アメイジング・スパイダーマン2』のジェフ・ピンクナーが脚本を担当。2018年10月5日の全米公開を予定している。(編集部・石神恵美子)