桐谷美玲が30歳までにしたいこと
キュートなコメディエンヌぶりが好評を博した『ヒロイン失格』以来、2年ぶりとなる主演映画『リベンジgirl』でヒロインを務める桐谷美玲が、30歳の節目を2年後に控えた“お年頃感”あふれる乙女ゴコロを吐露した。
女優業にくわえ、報道番組のキャスターとしても活躍する桐谷。2017年は「仕事はもちろん充実していましたし、プライベートでも海外や温泉へ出かけられたので、うれしい1年でした。ハワイへ行ったんですけど、友だちと海外旅行するのは初めて。大学の卒業時期が友だちより延びたり、仕事がずっと入っていたりして、なかなか予定を合わせられなかったんです」と念願の旅行を楽しんだことを笑顔で振り返った。
きたる2018年も「30歳の大人に近づいているので、どういうものが自分に合うのか、自分らしさは何だろうとか、模索しながらお仕事をやっていきたい」と女優業への抱負を語りつつ、「昔から30歳までには結婚すると思っていたんですよね。周りがどんどん結婚したり子どもを産んだりしているなか、後れをとってしまったかも? でも、まだ全然あきらめてはいないですよ(笑)」と茶目っ気たっぷりに続けた。
そんな公私ともに目が離せない桐谷が、テレビドラマ「人は見た目が100パーセント」のリケジョ役に続きキャリアガールを体現し、「年齢相応の魅力」を披露している『リベンジgirl』は、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の三木康一郎監督との初タッグ作。東大卒にして元ミスキャンパスグランプリの才色兼備、おまけに彼氏は由緒正しき家柄のイケメン御曹司ながら“性格に難あり”の美輝が、失恋を機に女性初の総理大臣をめざす、“キャリアアップ”ラブストーリーだ。年齢を重ねて美しさにますます磨きがかかる彼女が、「思いっきり突き抜けて」演じたという、超ハイスペック女子の奮闘を応援せずにはいられない。(取材・文:柴田メグミ)
映画『リベンジgirl』は全国公開中