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吉永小百合、映画120作目でも「いつまでもアマチュア」

謙虚な姿勢を崩さない吉永小百合
謙虚な姿勢を崩さない吉永小百合

 女優の吉永小百合が4日、都内で行われた映画『北の桜守』完成披露会見に堺雅人篠原涼子岸部一徳滝田洋二郎監督とともに出席した。吉永にとって120本目の出演映画となり、堺や岸部からは仕事への姿勢を絶賛されるも、吉永自身は「わたしはいつまでもアマチュアで反省ばかりです」と恐縮していた。

【動画】映画『北の桜守』予告編

 本作は、吉永が出演した『北の零年』、『北のカナリアたち』に続く、北海道を舞台に壮大な人間物語を描く“北の三部作”最終章に位置づけられる。戦中から戦後の激動の時代を舞台に、死に物狂いで生き抜いた親子の姿を描く。

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共演者も吉永を絶賛

 堺は「後輩の自分が言うのもあれですが、どんなシーンでも常に全力で取り組む姿に感動しました。僕は44歳なのですが、一生懸命さが足りないと実感しました」と吉永と共演した感想を述べると、岸部も「僕らにとって吉永さんはスターなのですが、現場では一切そんな部分は見せず、完全に役になりきっているんです。お話をすると気さくな方で、ご一緒するとみんなファンになってしまうんです」と絶賛。

 そんな賞賛にも「まだまだ」と謙虚な姿勢を崩さない吉永だが、本作が120本目の映画出演作であることに触れ「59年前、初めて映画に出演して以来、この作品で120本目となりました。よくここまでやって来られたという気持ちです。この映画も無事に完成してホッとしています」と安堵の表情を浮かべていた。

 メガホンを取った滝田監督は「キャスト、作り手ともに、映画に対する考え方や、戦争観など微妙に違うなか、どうシナリオを解釈するか楽しみでした。吉永さんも堺さんもとても難しい役だったと思いますが、すばらしい演技に助けられました」と完成作品に自信をのぞかせていた。(磯部正和)

映画『北の桜守』は3月10日より全国公開

吉永小百合、120本目の出演作 映画『北の桜守』予告編 » 動画の詳細
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