可憐な少女が生肉を…!フランス発食人映画、衝撃的な日本版予告
フランス映画『RAW~少女のめざめ~』の日本版予告編が公開された。ベジタリアンの可憐な少女が全寮制の獣医大学に入ったことで食人に目覚めていくさまが、過激かつスタイリッシュにつづられている。
舞台となる獣医大学では新入生シゴキが行われており、主人公ジュスティーヌも上級生より先に寝てはいけないと部屋のマットレスを窓から捨てられ、過激なパーティーに参加させられ、伝統と称して頭から血をかぶせられ……。予告編ではベジタリアンだった彼女が生肉を食べさせられたことで一変、シーツの中で全身をかきむしり、惹きつけられるように冷蔵庫の生肉のにおいをかぎ、最後には眼光鋭く腕にかみつくさまが映し出される。
気鋭の女性監督ジュリア・デュクルノーが手掛けた本作は、カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞しただけでなく、人気監督たちも大絶賛。『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督は「素晴らしい! 胃が強くない人は注意だけど、それにしても、なんてすごい映画なんだ!」、『スプリット』のM・ナイト・シャマラン監督は「とてもパワフルで心をかき乱された。心底ギョッとしたよ」とツイートし、『はじまりへの旅』のマット・ロス監督や『ウィッチ』のロバート・エガース監督も「2017年のお気に入り映画」として本作を挙げている。(編集部・市川遥)
映画『RAW~少女のめざめ~』は2月2日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開