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松重豊、『SW』続編に『逃げ恥』脚本家を希望!?

野木亜紀子の脚本の素晴らしさを力説する松重豊
野木亜紀子の脚本の素晴らしさを力説する松重豊

 俳優の松重豊が9日、都内で行われた1月12日放送スタートのTBS系連続ドラマ「アンナチュラル」制作発表会見&プレミアム試写会に登壇し、2016年に大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を生んだ野木亜紀子の脚本に触れ「『スター・ウォーズ』より面白い」とほめちぎった。この日は、石原さとみ井浦新窪田正孝市川実日子も来場した。

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 野木がオリジナル脚本を務める本作は、不自然な死を遂げた遺体が運び込まれる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」を舞台に、死因究明のスペシャリストたちが、「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明していく一話完結型の法医学ミステリー。

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 本作の感想を求められた松重は、「完パケをもらったんですが、観る習慣がないので放っておいて、昨日は『スター・ウォーズ』を観に行って、酒を飲んで帰って来た」そうだが、今日の会見に備えて何とか観たことを明かすと、「いろんな伏線が張り巡らせていて、『スター・ウォーズ』より面白い」と大絶賛。さらに、「『スター・ウォーズ』エピソード9は野木さんに書いてもらった方がいい。それで僕らはどこかの惑星で戦う。全然『アンナチュラル』とは違う話だけど、そういう展開を勝手に考えていました」とぶっちゃけ、会場の笑いをさらった。

野木亜紀子
脚本を務める野木亜紀子

 そんな松重を、「全国の『スター・ウォーズ』ファンに殺されるようなコメントは控えていただきたいと思います(笑)」とたしなめる野木。また、「オリジナルであろうが原作があろうが、連ドラはいつだって苦労の連続」と吐露すると、本作は「法医学ミステリーなので調べ物は山ほどしなければいけないし、専門家にお伺いをたてなきゃいけないし、わからないことだらけでした」と苦笑い。しかし、その苦労が功を奏したようで、「『法医学教室の事件ファイル』や、ちょっと違うけど『科捜研の女』など、法医学モノは定期的に作られていますが、それとは一新したドラマを目指しました。今までのドラマでは語られていないような隙間の面白さを、新しい気持ちで見ていただけると思います」と自信をのぞかせた。

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 ちなみに、石原演じる法医解剖医・三澄ミコトは当て書きなんだとか。「最近はとても女の子っぽい役が多かったけど、ご本人はかなりさばけたところがあるので、そういうところを魅力的に見せたかった」と説明すると、「ミコトは自分の感情を言葉に出して言う子じゃないけど、情感豊かに演じてくださって、台本より厚みのあるキャラにしていただいた」と感謝し、石原を喜ばせていた。(取材:錦怜那)

金曜ドラマ「アンナチュラル」はTBS系にて1月12日よる10時より放送(初回は15分拡大)

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