『IT/イット』仕掛け人DCヒーロー映画の舵取り役に抜てき!
『バットマン』『ワンダーウーマン』シリーズなどDCコミックス原作の映画シリーズ「DCエクステンデッドユニバース」を監修する責任者に、大ヒットホラー『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』などで製作総指揮を務めるウォルター・ハマダが就任したと、Deadlineなどが報じた。
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ウォルターは、米ワーナー・ブラザース傘下であるニューライン・シネマの製作部門の代表として、『IT/イット』以外にも『死霊館』『ファイナル・デッドブリッジ』といった、大ヒットホラーの製作総指揮として活躍。なかでも『死霊館』は、『アナベル』シリーズを展開するなど、“ユニバース化”に成功している。
米ワーナーとしては、昨年公開されたDCヒーロー集結映画『ジャスティス・リーグ』がオープニング興行収入1億ドル(約110億円・1ドル110円計算)を切るなど、暗雲が立ち込めたDC映画の立て直し役として期待をかけているのは間違いないだろう。DC映画を統括する立場にあったDCコミックスの代表ジェフ・ジョンズは、継続してフランチャイズにかかわるものの、クリエイティブ面での協力にとどまるという。
DC映画は今後『アクアマン(原題) / Aquaman』が2018年12月21日、『シャザム!(原題) / Shazam!』が2019年4月5日、『ワンダーウーマン2 / Wonderwoman2』が2019年11月1日の全米公開を予定している。(編集部・入倉功一)