横山だいすけ、ディズニー声優初挑戦!ピクサー最新作で父親役に
ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』で、元“うたのお兄さん”のタレント・横山だいすけが、ディズニー声優に初挑戦することが発表された。主人公の父親役を担当する横山は、「小さい頃からディズニー作品が大好きで、いつか関わることができたらいいなと言い続けてきたので、決まってから楽しみでしょうがなかったです!」と喜びを語った。
第75回ゴールデン・グローブ賞のアニメーション作品賞も受賞した映画『リメンバー・ミー』は、ミュージシャンを夢見る少年ミゲルがカラフルな死者の国に迷い込み、そこで出会ったガイコツのヘクターと冒険を繰り広げる物語。横山が声を吹き替えるミゲルのお父さんは、ミゲルの夢に理解を示しながらも“靴職人”として代々続く家族の伝統を息子に継いでもらいたいと願っているというキャラクターだ。
声優の仕事について、「自分ではない誰かを演じるにあたり、“間”が違うといいますか……。“どう話せばいいんだろう”、“どうすればパパのようになれるのだろう”、とすごく悩んだり、非常に勉強になりました」と語る横山。だが「それが自分の引き出しになって、これから色々な歌や演技をする中でどんどん活きて来るのではないかと思ったので、本当にいい経験をさせていただいたなと思います」と自身のキャリアにプラスになっているとのこと。
さらに映画のテーマである家族の話になると、「僕の“家族とのつながり”は、まさにうたのお兄さんになるときの家族の応援がやはり一番大きかったです」と自身のエピソードを述懐。「音楽を学んでいたとき、僕には妹と弟がいるのですが、応援してくれましたし、親も『自分の好きな事を頑張っていきなさい』と応援してくれたので、家族が応援してくれた分、僕も頑張ろうと思えました。それがあったからこそ自分が9年間、うたのお兄さんをやっていく中で音楽と家族を大事にしていきたいと思いました」と思い出と共に振り返った。
ディズニーの担当者は、横山の起用理由について「日本全国の子供から大人まで、幅広い層から大人気の横山さんであれば、<音楽禁止>という厳しい家族の掟の中で、夢を追おうとする主人公ミゲルに厳しくも、理解を示そうとするやさしいお父さんの心境を表現していただくことができ、また音楽が重要なモチーフとなっている本作で、横山さん自身が日ごろから音楽と家族の絆を大切にしているということで、オファーをしました」と説明している。(編集部・井本早紀)
映画『リメンバー・ミー』は3月16日より全国公開