仲里依紗、息子の好き好きコールに「大きくなるのが怖い」

　女優の仲里依紗が22日、テレビ朝日本社（東京）で行われた連続テレビドラマ「ホリデイラブ」制作発表記者会見に出席し、毎日のように愛をくれる4歳の愛息子への疑念に囚われていることを告白した。この日は、塚本高史、中村倫也、松本まりか、山田裕貴、飯島寛騎、岡田龍太郎、壇蜜、平岡祐太も来場した。

【写真】塚本高史、中村倫也、山田裕貴、飯島寛騎…イケメンズラリ！

　こやまゆかり（原作）、草壁エリザ（漫画）による人気漫画「ホリデイラブ～夫婦間恋愛～」に基づく本作は、“夫婦の純愛”にフォーカスした不倫ドラマ。夫・純平（塚本）に浮気され、平穏な日常が一変して苦悩の日々を送る妻・杏寿（仲）が、壊れた絆を何度も結び直しながら、夫婦関係の再構築を目指して戦う姿を描く。

　本作では、不倫を“日常に潜む罠”と捉えていることから、「自身が最近はまった罠」を尋ねられた仲は、俳優で夫の中尾明慶との間にもうけた息子のエピソードを紹介。息子は、毎日のように「ママ、可愛いね」「世界で一番好きだよ」「愛してるよ」と「愛をくれて」嬉しいそうだが、「（そのうち）この子供は何か仕掛けてくるんじゃないか……」というそこはかとない不安も感じているようで、「息子が大きくなるのが怖い」と吐露した。

　また、「不倫をされたら？」と質問が飛ぶと「夫には入国禁止令。一生会わないであろう国外に行ってほしい」と厳しい制裁を下すことを明言すると、「同じ時間に寝てるんだ……起きてるんだ……と考えるのがすごく嫌」と説明した。しかし、相手の女性に対しては「そこまで（思わない）。引っかかる（男の）方が悪いので」と咎めないことも語っていた。

　そんな仲が夫に不倫される妻“サレ妻”を演じるのは、昨年の波瑠主演のドラマ「あなたのことはそれほど」（2017・TBS系）に次いで二度目。仲は、杏寿の立場に立つと「心が苦しくなった」と言いつつも、応援している気持ちで撮影に挑んでいることを明かすと、「“サレ妻”ナウな方は見るのも辛いと思うかもしれませんが、その方の心の拠りどころになれば」と心を込めた。（取材：錦怜那）

金曜ナイトドラマ「ホリデイラブ」は1月26日よりテレビ朝日系にて毎週金曜23時15分～放送