衝撃の入れ墨姿!中野裕太『男たちの挽歌2018』で中国映画初出演
俳優の中野裕太が、中国で公開中の映画『男たちの挽歌2018』(原題)に唯一の日本人キャストとして出演し、中国映画初出演を果たした。
『ラスト・ソルジャー』『レイルロード・タイガー』などのディン・シェン監督がメガホンを取った本作は、ジョン・ウー監督による同名の傑作をリメイクした作品。中野は福岡でドラッグを密輸しているヤクザ・岡村役として登場している。
「このような世界的にファンの多いシリーズの作品制作に微力ながら携わることができて、非常に光栄です。お話をいただいた時は、正直驚きました」と出演の喜びを語った中野。「撮影が始まると、毎朝現場で中国語で書かれた台本を渡された後、方言や、もちろん役柄の雰囲気にも配慮しながら、その日のセリフの訳を考えていました」といい、福岡出身であることからその作業を楽しみながらやっていたと明かした。
キャストは、主演のワン・カイ、『私の少女時代-Our Times-』のワン・ダールー、歌手・俳優として活躍するマー・ティエンユーなど。ワン・ダールーとは共通の知人がいたこともあり打ち解けて会話ができたほか、「ワン・カイは実際も印象通りのナイスガイで、現場での振る舞いなど、沢山学ばせていただきました」と海外での撮影は良い経験になったようだ。
昨年は日台合作映画『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』で主演を務めた中野。所属事務所のプロフィールの特技欄には英語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語、北京語(日常会話程度)とあり、今後も国際的な活躍が期待できそうだ。(編集部・吉田唯)