『ジュマンジ』V3!クリヘム新作が2位デビュー
全米ボックスオフィス考
先週末(1月19日~1月21日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、公開5週目となるドウェイン・ジョンソン主演映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が興行収入1,950万5,170ドル(約21億4,556万8,700円)でV3に輝いた。2週目までは2位だった同作だが、落ちの少ない興行を続けて3週目からは1位を記録している。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
同作の累計興収は3億1,645万318ドル(約348億953万4,980円)となり、『007 スカイフォール』を抜いてソニー・ピクチャーズ史上第5位のヒット作に。『スパイダーマン』シリーズを抜くのも時間の問題だ。
2位には、『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワース主演作『12ストロング(原題) / 12 Strong』が興収1,581万5,025ドル(約17億3,965万2,750円)で初登場。ノンフィクション本を原作に、アメリカ同時多発テロ事件後、アフガニスタンに派遣された米軍特殊部隊の活躍を描く戦争ドラマだ。ヘムズワースは部隊のリーダー役で、共演はマイケル・シャノン、マイケル・ペーニャなど。
ジェラルド・バトラー&50 Cent共演の強盗もの『デン・オブ・シーヴス(原題) / Den of Thieves』は興収1,520万6,108ドル(約16億7,267万1,880円)と『12ストロング(原題)』にわずかに及ばず3位デビュー。『12ストロング(原題)』も『デン・オブ・シーヴス(原題)』も予想を上回る好パフォーマンスを見せた。同じく初登場となったロマンス映画『フォーエバー・マイ・ガール(原題) / Forever My Girl』は手堅く興収424万5,490ドル(約4億6,700万3,900円)を稼ぎ出し、10位に食い込んでいる。
今週末は、シリーズ第3弾にして完結編『メイズ・ランナー:最期の迷宮』などが公開される。(編集部・市川遥)
1月19日~1月21日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』
2(初)『12ストロング(原題) / 12 Strong』
3(初)『デン・オブ・シーヴス(原題) / Den of Thieves』
4(2)『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
5(4)『グレイテスト・ショーマン』
6(7)『パディントン2』
7(3)『ザ・コミューター(原題) / the Commuter』
8(6)『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
9(5)『インシディアス:ザ・ラスト・キー(原題) / Insidious: The Last Key』
10(初)『フォーエバー・マイ・ガール(原題) / Forever My Girl』