『ラ・ラ・ランド』監督、Appleと“革新的な”ドラマシリーズ!
映画『ラ・ラ・ランド』で脚光を浴びたデイミアン・チャゼル監督が、Apple社で“革新的な”ドラマシリーズを製作するという。The Wrap などが報じた。
ライアン&チャゼル監督が語る『ラ・ラ・ランド』舞台裏【動画】
チャゼルはなんと1時間尺ドラマの全エピソードで脚本と監督を務め、製作総指揮にも名を連ねるという。その他、詳細は明らかになっていない。『ラ・ラ・ランド』の製作総指揮を務めたジョーダン・ホロウィッツとフレッド・バーガーも参加する。このプロジェクトを手掛けるのは、Netflixの人気シリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」や『ベイビー・ドライバー』などの制作会社メディア・ライツ・キャピタル(MRC)。
チャゼルは現在、『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングと再タッグを組んで、アポロ11号で人類初の月面着陸に成功したニール・アームストロング船長に迫る伝記映画『ファースト・マン(原題) / First Man』の製作中。同作は2018年秋の公開を予定している。また、本ドラマのほかにもNetflixで新ミュージカルドラマ「ザ・エディ(原題) / The Eddy」を手掛けることも決まっている。パリにあるクラブを舞台に、混沌とした街の様子を描くそうで、撮影はフランス、セリフはフランス語、英語、アラビア語が飛び交うことになるという。
今回、チャゼルを起用したApple社は独自コンテンツ拡充を目指しており、『ゴーストバスターズ』のクリステン・ウィグ主演、リース・ウィザースプーン製作総指揮のコメディーシリーズや、またもリースとジェニファー・アニストン主演でモーニングショーを描くドラマシリーズ、オクタヴィア・スペンサー主演の「アー・ユー・スリーピング(原題) / Are You Sleeping」、スティーヴン・スピルバーグが1980年代に手掛けた人気シリーズ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」のリブートなどの企画を進めている。(編集部・石神恵美子)