「Glee」俳優マーク・サリングさん、首吊り自殺…35歳で
日本でも人気を博した米ドラマ「Glee」で、ノア・“パック”・パッカーマン役を務めていた俳優マーク・サリングさんが、死去していたことが明らかになった。35歳だった。PeopleやTMZ.comの報道によると、マークさんは現地時間30日の朝に自ら首を吊って命を絶ったという。
マークさんの弁護士は米メディアに対して、「マーク・サリングが今朝早くに亡くなったことは事実です。マークは穏やかで愛情深い人で、とてもクリエイティブな人でした。そして、犯してしまった重大な間違いや判断ミスをつぐなうために、最善を尽くしていました」とコメント。またマークさんに先立たれてしまった家族へのプライバシーを尊重してほしいと呼び掛けている。
マークさんは2015年に、児童の不適切な写真を所持していた罪で逮捕。一度は無罪を主張したものの、昨年10月に罪を認め、昨年12月の裁判では有罪答弁が行われ今年3月に判決が下る予定だった。
TMZ.comによると、マークさんが亡くなる当日の午前3時、彼の家族はマークさんが行方不明だとロサンゼルス市警察に駆けこんでいたとのこと。さらに法執行機関関係者の報告によれば、マークさんの遺体は、カリフォルニア州ロサンゼルス地域の川で、木にぶら下がっているところを発見されたという。(編集部・井本早紀)