『アントマン』続編の初予告!ワスプの変幻自在戦闘シーン!
マーベルスタジオの大ヒット映画『アントマン』の続編『アントマン・アンド・ザ・ワスプ(原題) / Ant-Man and the Wasp』(7月6日全米公開)から海外版予告編が初公開され、特殊スーツで体長1.5センチに縮小できるヒーロー“アントマン”とその相棒となる女性ヒーロー“ワスプ”の戦闘シーンが一部お披露目された。
2015年公開の前作では、仕事も家庭も失った崖っぷち男スコット・ラング(ポール・ラッド)が体長1.5センチになれる驚異のスーツで、正義の味方アントマンとなって悪に挑むさまが描かれた。続編はアベンジャーズ同士が激突した『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)後の世界を舞台に、父親業とヒーロー業のバランスを取ろうとスコットが奮闘する中、新たな緊急ミッションを与えられ、ワスプ(エヴァンジェリン・リリー)とチームで戦うことを学ぶことになるというストーリーに。
今回公開された海外予告編は、シビル・ウォーのフラッシュバックで始まる。スコットはホープに、キャプテン・アメリカたちアベンジャーズのメンバーに助けを求められたら、彼女ならどうしていたかを尋ねる。そして、マイケル・ダグラスふんするハンク・ピム博士も再登場し、何やらピム博士とホープは何者かに追われている様子。そこからは本シリーズの醍醐味でもある、変幻自在に体やモノを拡大・縮小させてのスペクタクルアクションが繰り広げられる。スコットが娘に「背後から守ってくれるパートナーのような存在が必要よ」と諭されると、ワスプのかっこいいアクションシーンが映し出される。翅を羽ばたかせて戦うワスプに、スコットは思わず「ちょっと待って。彼女に翅を与えたの?」と聞くと、ピム博士に「ブラスターもだ」と返されてしまう。そしてアントマンのスーツに搭載する案は却下された模様……。ハローキティのペッツ(PEZ)キャンディーがまさかの凶器になるというオチまで(!)。見応えたっぷりの予告編となっている。
メガホンを取ったのは前作に引き続きペイトン・リード。キャストには、ポール、エヴァンジェリン、マイケルらおなじみのメンバーに加え、予告編にも少し登場するドクター・ビル・フォスター役のローレンス・フィッシュバーン、エヴァンジェリン演じるホープの母にして初代ワスプでもあるジャネット・ヴァン・ダイン役でミシェル・ファイファーが新たに名を連ねている。マーベル・シネマティック・ユニバース作品で、タイトルに女性ヒーローの名が入るのは今作が初めてとあって、予告編ですでにかっこいいワスプの活躍に期待したい。(編集部・石神恵美子)