知念侑李&中川大志、小松菜奈にサプライズ生演奏!
俳優の知念侑李と中川大志が5日、都内で行われた映画『坂道のアポロン』の完成披露舞台あいさつに小松菜奈、中村梅雀、真野恵里菜、三木孝浩監督と登壇。知念と中川はステージ上で劇中曲の生演奏を披露したほか、2月16日に22歳の誕生日を迎える小松へ「ハッピーバースデー」の曲をサプライズでプレゼントし、小松を「嬉しすぎます」と感激させた。
本作は2012年にテレビアニメ版も放映された、小玉ユキのコミックを原作にした青春ドラマ。孤独な青年の薫(知念)が、転校先の高校でレコード屋の娘・迎律子(小松)、素行の悪さで有名な川渕千太郎(中川)と出会い、一生ものの友達と恋、そして音楽と運命を変える体験をするさまを描く。
知念と中川がセッションを行うシーンは劇中の見どころになっており、この日はトークのほか生演奏にも挑戦。知念はピアノ、中川はドラムで劇中に出てくる「モーニン」のワンフレーズを演奏して観客を沸かせ、続けて「ハッピーバースデートゥーユー」に曲が変わるとケーキも登場し、16日に22歳の誕生日を迎える小松をサプライズで祝福した。
演奏後、小松は「何を演奏するのだろうと思っていたら、聞いた事があるような曲になって……嬉しすぎます」と感激。さらに、小松が「演奏前にすごく緊張していたので、普通に演奏で緊張しているんだなと思っていました」と振り返ると、知念は「これ(サプライズ)があったからすごく緊張しました。劇中でやっていない曲を演奏するので」とほっとした表情を見せた。
サプライズを知っていた真野も「かっこよかったです。このサプライズがあったからか、お二人とも打ち合わせの段階からうわの空で。それを菜奈ちゃんが笑って見ていたので、実はこういう事だったんだよと」と大成功ににんまり。2人のセッションは実に半年ぶりだそうで、知念が「久々 に目を合わせるのは熱くなるものがありました」と熱くなった思いを語ると、中川も「目が合うたびにキュンキュンするんですよ」と楽しそうに語っていた。(取材・文:中村好伸)
映画『坂道のアポロン』は3月10日より全国公開