ヒュー・ジャックマン歌上手すぎ!『グレイテスト・ショーマン』ミュージカルシーン公開
『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマンと『ラ・ラ・ランド』のソングライターコンビが組んだ映画『グレイテスト・ショーマン』から、きらびやかでノリノリのミュージカルシーンが公開された。シルクハットをかぶったヒューは、さすがの歌唱力とキレキレのダンスを披露している。
映画『グレイテスト・ショーマン』本編映像(COME ALIVE♪)
ヒューが演じた主人公P・T・バーナムは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師。妻への一途な愛を糧に夢を追いかけた彼は、差別や偏見の中で立ち尽くしていたエンタテイナーたちにスターになれる場所を提供し、かつてないショーを創造したことで知られている。
今回公開されたのは、ショービジネスを始めるバーナムの夢と希望が詰まった楽曲「COME ALIVE」だ。ソングライターコンビのベンジ・パセック&ジャスティン・ポールにとってもお気に入りの曲だといい、ポールは「これは、バーナムが“生活の単調さに生気をもたらす”という目標を達成し始める瞬間だ。バーナムが自分の気持ちを他の人に伝えたいと思った時の曲だと考えた。彼がこの曲をパフォーマーたちに伝えると、パフォーマーたちはそれを観客に伝え、観客は友人や家族へと伝えていく。こういうことを歌でやるのは楽しかったよ」と振り返っている。
彼らの曲を歌ったヒューは「最近は3、4曲飛び抜けた音楽があると素晴らしいって人は称賛しがちだけど、この作品に関しては本当に全ての曲が傑出している。2番手に当たる歌が存在しないんだ」と二人の才能を絶賛。実際にパセック&ポールは『ラ・ラ・ランド』に続き、本作でゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞のW受賞を2年連続で果たすという快挙に王手をかけている。
素晴らしい声と歌唱力を誇るヒューだが、自己評価は意外にも高くはないよう。「僕はシャワーを20分浴びながら、歌うんだ。それで『いやぁ、僕の声は良いね』と思うんだが、シャワーから一歩出ると『いや、やっぱりそこまで良いわけではないな』と毎日思っていたよ。シャワー室は、音響が断然いいからね……」とちゃめっ気たっぷりに語っている。(編集部・市川遥)
映画『グレイテスト・ショーマン』は2月16日より全国公開