THE ALFEE活動45年目で初の声優挑戦!「照れるぜ」
巨匠リュック・ベッソン監督の最新作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』の吹き替え版完成披露イベントが14日、都内で行われ、今年結成45周年を迎える THE ALFEE(坂崎幸之助、桜井賢、高見沢俊彦)が3人そろってでの声優に初挑戦していることが電撃発表された。
リュック・ベッソン最新作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』本予告
28世紀の宇宙を舞台にしたSF超大作の本作で THE ALFEE が声を担当したのは情報屋トリオのエイリアン、ドーガン=ダギーズ。超巨大宇宙ステーション“アルファ”に住むブサ可愛い3匹で、お金にがめつく、5,000以上もの言語を駆使できる頭脳の持ち主という設定だ。
発表後拍手に包まれ登壇した3人。桜井が「照れるぜ」と話すなど、それぞれ嬉しそうな表情を見せた。声優の仕事を受けた経緯については坂崎が「こういったチャンス、経験はなかなかあるものじゃない。俳優さんだとどの役をやるかイメージがあって迷うでしょうけど、これならキャラクターものだから僕らもいけるかなって思ったので」と説明し、これを機に「グループ名をドーガン=ダギーズに変えます」とも宣言。高見沢から「また変えるの?」と突っ込まれる一幕もあった。
その高見沢も収録を振り返り、「なんとかできました。手ごたえはないですけど」と苦笑い。「でもいつもの3人一緒なのでやりやすかったですよ。テンポや呼吸も合っていたし、キャラクターも僕らに近い」と手ごたえありのようす。お金にうるさいところは桜井と似ているなど、互いにキャラクターとの共通点を指摘しあう場面も。高見沢は「僕らの45周年の活動の中でもかなり意外な挑戦でした。テンポがぴったりだったので、スピンオフも作ってぜひ呼んでくさい」と今後の声優活動にも意欲を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は3月30日公開