ギレルモ・デル・トロ、ベネチア映画祭審査員長に!金獅子賞輝いた翌年
第75回ベネチア国際映画祭
昨年の第74回ベネチア国際映画祭にて『シェイプ・オブ・ウォーター』で最高賞にあたる金獅子賞に輝いたギレルモ・デル・トロ監督が、今年開催の第75回ベネチア国際映画祭でコンペティション部門などの審査員長を務めることが明らかになった。
金獅子賞で祝福された同映画祭に審査員長としてカムバックすることになったデル・トロ監督は「ベネチアで審査員長を務めることができるのは大変光栄なことです。尊敬と感謝の気持ちで、責任を全うしたいと思います」と喜びを表し、「ベネチア映画祭は世界中の映画に対する窓であり、そのパワーと文化的つながりの恩恵を受ける機会を与えてくれます」とコメントした。
デル・トロ監督は、そのほかに選ばれる9名の国際的な映画業界人や文化人たちと同映画祭の最高賞にあたる金獅子賞をはじめとする全8賞を決定する。第75回ベネチア国際映画祭は現地時間8月29日から9月8日まで開催される。
なお、ベネチア国際映画祭でプレミア上映されてから、賞レースを牽引してきた映画『シェイプ・オブ・ウォーター』(日本公開3月1日)は現在、第90回アカデミー賞で作品賞を含む最多13部門にノミネートされている。(編集部・石神恵美子)