広瀬すず『ちはやふる』続編完成に感無量!「待ってほしい」恋愛観も語る!
女優の広瀬すずが20日、TOKYO DOME CITY HALL にて行われた映画『ちはやふる -結び-』完成披露試写会舞台あいさつに登壇。広瀬は「続編の発表から2年、こうして完成披露を迎えられて幸せです」と感無量な表情を浮かべていた。
本作は、末次由紀の人気コミックを実写映画化した『ちはやふる』シリーズの続編にして完結編。『ちはやふる -下の句-』から2年、高校3年生になった千早(広瀬)たち瑞沢高校かるた部が日本一を目指す、かけがえのない高校時代最後の熱い夏を活写する。
この日は、劇中で着ていた和装姿で登場した広瀬をはじめ、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野勇斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、小泉徳宏監督が舞台あいさつに参加したが、今回からシリーズに加わった佐野、優希、清原らは口をそろえて「みなさんがとても優しくて、撮影はとても楽しかったです」と笑顔を見せる。
それは広瀬を中心とした旧メンバーたちのチームワークの良さが現場を引っ張っていたと言えるが、そんなチーム『ちはやふる』のメインとなる3人(広瀬、野村、新田)に「千早のような一途な女の子をどう振り向かせるか」というお題が投げかけられた。
新田は、広瀬をじっと見つめると「何かに向かって頑張っているなら達成するまで応援したい。それが終わるまで『待つよ』」と発言。会場からは悲鳴に近い歓声が上がると野村は「なんだよ!」と少しすねた表情を見せつつも「僕は一緒に頑張って同意を求めたいです」と応戦する。
二人の回答に広瀬が「待ってほしいです」と即答すると、新田は「待ちます」と絶妙のタイミングで追い討ちをかける。すると、野村は「なんだよ! イケメン好きかよ」とさらにすねた態度を見せて客席を笑わせていた。
会場と共に大いに盛り上がりをみせた今日のイベントだったが、広瀬は「このメンバーだからこそ生まれたものが映画に反映されていると思います」とメンバーを見渡して語ると「わたしたちの3年間が詰まった作品。登場人物の思いを受け止めてほしいです」と胸を張った。(磯部正和)
映画『ちはやふる -結び-』は3月17日より全国公開