ディズニー実写版『ピノキオ』パディントン監督がメガホン!
ディズニーが進めている『ピノキオ』の実写化作品で、大ヒットを飛ばした『パディントン』シリーズのポール・キング監督がメガホンを取ることに決まった。The Hollywood Reporter が報じている。
本作ではもともと、『007 スカイフォール』『007 スペクター』のサム・メンデスが監督に決まっていたが、昨年離脱していた。そして今回、『パディントン』シリーズを手掛けたキング監督がその後任となった。キング監督は、ジョニー・デップ主演で映画化されたこともあるロアルド・ダールの児童小説「チャーリーとチョコレート工場」を新たに映像化する作品の監督にも決定していたばかりだ。
そのほか、実写版の脚本については、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のクリス・ワイツと『アバウト・ア・ボーイ』のピーター・ヘッジズがすでに執筆済みで、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」のジャック・ソーンがそれを改稿しているところだという。
『ピノキオ』(1940)は、人間になることを夢見る操り人形・ピノキオの冒険を描いた名作アニメーション。「星に願いを」などの名曲を生み、第13回アカデミー賞では作曲賞および歌曲賞に輝いていた。
ディズニーはこのほかにも自社アニメーションの実写化を積極的に進めており、ティム・バートン監督の実写版『ダンボ』が2019年3月29日、ガイ・リッチー監督の実写版『アラジン』が同年5月24日、ジョン・ファヴロー監督の実写版『ライオン・キング』が同年7月19日に全米公開される。(編集部・石神恵美子)