安藤政信、コード・ブルーと落差!?「ストリートワイズ」第2弾放送決定
俳優の安藤政信が主演を務めるドラマ「ストリートワイズ・イン・ワンダーランド-事件の方が放っておかない探偵-」第2弾の放送が決定。23日に都内で行われた撮影後の囲み取材で、自身が脳外科医役で出演したドラマシリーズ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」に比べて、本作は「でたらめ」「落差がある」と自虐的なコメントでPRした。この日は、共演の池田エライザ、草川拓弥(超特急)も出席した。
1年ぶりに帰って来た本作は、都会の片隅に事務所を構える、ハードボイルドな雰囲気を全身にまとった私立探偵・和田(安藤)が、平凡に見えた依頼を調査するうちに、なぜかいつも世紀の事件に巻き込まれていくさまを周囲の人々との群像劇を盛り込んで描いたハードボイルドコメディー。
「アニメーション監督の湯浅政明さんの作品が好きで、その中で『四畳半神話大系』がものすごく好き」と話す安藤は、「その脚本を書いた上田誠さんと仕事ができて、その世界観に入れることを楽しみにしていた企画だったので、続編が作れたことは本当にうれしいです」と感激しきり。
役づくりについて尋ねられると、「いろいろあるんですけど、しゃべるのが難しくて」と困惑するが、「こっちは結構でたらめに作っていますからね。『コード・ブルー』とは全然違う。だいぶ落差がある」と笑いながら、「大の大人がくだらない話を真面目に作って、それをきちっとみんなに見てもらうということだけはブレずに一話からやっています」と自信をのぞかせた。
しかし、座長というポジションには不安があるようで、「コード・ブルー」の山下智久やSPドラマ「君に捧げるエンブレム」(2017)で共演した嵐の櫻井翔が「(座長として)ビシッとしていて、現場とキャストをまとめていた」と振り返ると、「(自分は)申し訳ないけど、それはできなかったです。これからも多分できない気がします」と肩を落とした。
そんなネガティブな安藤だが、池田から「昨日は不機嫌になってもいいほどすごく寒かったけど、安藤さんは全然文句を言わないんです。カラッとしていて、座長っぽくてありがたかったです」と伝えられると、一転して「本当? よかった!」と自分にわずかでも座長らしさがあったことを手放しで喜んでいた。(取材:錦怜那)
ドラマ「ストリートワイズ・イン・ワンダーランド-事件の方が放っておかない探偵-」はフジテレビで3月19日&26日の深夜24時25分~25時25分 2週連続放送(関東ローカル)