新海誠『雲のむこう、約束の場所』が舞台化!キャストも明らかに
大ヒット映画『君の名は。』(2016)の新海誠監督による初の長編アニメーションとして2004年に公開された『雲のむこう、約束の場所』が舞台化され、4月より東京・大阪で上演されることが明らかになった。
主人公の藤沢浩紀を演じるのは、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)。浩紀のクラスメイト・白川拓也役を高田翔(ジャニーズJr.)、ヒロインの沢渡佐由理役を伊藤萌々香(フェアリーズ)が務める。ほか、浅野温子、松澤一之、湖月わたるといった実力派俳優陣がそろう。
作品の舞台は、戦後、南北に分断されたもう一つの日本。若い男女の葛藤を中心に描かれた原作の魅力に加え、舞台版は、分断された二つの国に暮らす大人の背景も描くという。
出演者の辰巳は「まさか新海誠さんの作品に関われる日が来ると思ってなかったです。出演が決まってからは、毎日興奮がおさまりません」とコメント。「映像の中の世界観を大事にしながら、生身の人間が演じるからこその舞台『雲のむこう、約束の場所』にしたいです」と意気込む。
高田は「今回、先輩の辰巳くんと初めて共演させていただくことになりました。以前から多数の舞台に出演している辰巳くんとこうして共演できることをすごく嬉しく思いますし、先輩の背中を見ながら僕自身、精一杯出せるものを出していけたらいいなと思っています」と語っている。(編集部・小山美咲)
舞台「雲のむこう、約束の場所」は東京・東京国際フォーラムにて4月20日~24日、大阪・NHK大阪ホールにて5月2日上演