知念侑李のピアノ演奏姿が美しい…『坂道のアポロン』特別映像
知念侑李、中川大志、小松菜奈らが出演する映画『坂道のアポロン』(3月10日公開)から、ピアノを演奏する知念の撮影風景の写真と、知念と中川がセッションする姿を収めた特別映像が公開。映像では、知念と中川のリハーサル風景をはじめ、本作の見どころである2人のセッションをマルチアングルで見ることができる。
本作は、長崎・佐世保を舞台に、薫(知念)が千太郎(中川)や律子(小松)と出会い、友情や恋愛をとおしてジャズの魅力に引き込まれていく姿を描く。劇中では、知念がピアノ、中川がドラムを演奏しており、2人でセッションするシーンは映画の公開前から話題を集めてきた。今回公開された真剣な面持ちでピアノを弾く知念の写真は、本作の見どころとなっている文化祭のセッションシーンの撮影風景のもの。また、特別映像は、10か月にもおよぶ猛特訓を経た2人が臨んだリハーサル風景やセッションシーン、そして本編では観られないマルチアングル映像で構成されている。生き生きとした表情や演奏中の手元など、息の合ったセッションをさまざまな角度から同時に楽しめる。
知念は文化祭のセッションシーンについて、多くのエキストラの前で演奏することに緊張や難しさを感じながらも、「(エキストラの方々が)ちゃんと僕たちの演奏にリアクションしてくれて、僕たちもそのリアクションでどんどん気持ちが乗って、本当にいいシーンが撮れたと思いますね」とコメント。一方の中川は、撮影のためにハードなパフォーマンスを繰り返した苦労を挙げ、「体はきつかったんですけど、その追い込まれた極限状態でしか出せない、自分の限界の先が出せた気がするので、後悔無く思いっきり出し切れました」と撮影を振り返った。公開に先立って行われた試写会でも知念と中川は生演奏を披露したが、感動で涙を流す観客もいたほどだったという。(編集部・大内啓輔)