京アニ『リズと青い鳥』予告編が公開!少女たちの青春が儚くも美しい
『映画 「聲の形」』などで数多くの受賞歴をもつ京都アニメーションの最新作『リズと青い鳥』(4月21日公開)から、本作の世界観を伝える予告編とキービジュアル、そして場面カットが公開された。
高校の吹奏楽部に所属する少女たちの青春群像を描き出した武田綾乃の小説「響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章」を映像化した本作は、吹奏楽部でオーボエを担当する鎧塚みぞれ(種崎敦美)とフルートを担当する傘木希美(東山奈央)の2人を中心に物語が展開する。最後のコンクールを迎えた2人は、その自由曲に「リズと青い鳥」を選択するが、親友のはずの2人の演奏はうまくかみ合わず、距離を感じさせるものとなってしまう。
劇中では、曲と同名の童話「リズと青い鳥」が重要なモチーフとして登場し、みぞれと希美が童話のなかのリズと少女(本田望結の1人2役)を自分たちに重ね合わせることで物語は進んでいく。公開されたキービジュアルは、楽譜を前に並んで楽器を演奏するみぞれと希美のうしろに、童話の世界が広がっている印象的なデザイン。繊細な少女たちの心の動きを感じることのできる仕上がりになっている。新たに公開された場面カットからも物語の世界観が伝わる。
また、リバーシブルB2ポスター付き前売り券の発売も決定。ポスターは3種類で、描き下ろしのイラストが使用される。(編集部・大内啓輔)