「ストレンジャー・シングス」クリエイター、女性スタッフに暴言?
セクハラやパワハラ疑惑の告発が続いているハリウッドで、今度はNetflixドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のクリエイターであるダファー兄弟に矛先が向けられた。
【画像】「ストレンジャー・シングス 未知の世界」ポスタービジュアル
3月8日の国際女性デーを機に声を上げることにしたというペイトン・ブラウンは、同ドラマの撮影班の一人。彼女はInstagramに「国際女性デーなので、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の第3シーズンの撮影には参加しないことを発表します」と投稿。理由は、高い地位にいる2人の男性が複数の女性スタッフをターゲットにし暴言を吐いているのを目撃したからだと書いている。彼女は自分に何かできることがあるときは行動を起こすと決めていたそう。ダファー兄弟を名指ししていないものの、現在は閲覧できなくなっているコメント欄で彼らであることがわかると The Hollywood Reporter は報じている。
ダファー兄弟は声明で、「われわれの撮影現場で誰かが不快な思いをしたと知り、とても動揺しています。ストレスの高い現場で、時には興奮気味になることもあり、その点については謝罪します」とコメント。しかし、自分たちの撮影現場は性別、性的指向、人種、宗教、その他に関係なく、全員を平等に扱うことをモットーにしており、そうでないという誤解を持ってほしくないそう。今後とも安全で協力しあう仕事環境をスタッフ全員に提供し続けたいと言っている。Netflixもこの件で調査をした結果、問題はなかったとの結論に達しているという。(澤田理沙)