江口洋介“日本のゴッドファーザー”役!15年ぶり月9出演
俳優・江口洋介が、長澤まさみ主演のフジテレビ新“月9”ドラマ「コンフィデンスマンJP」の第1話にゲスト出演し、“日本のゴッドファーザー”と呼ばれる男を演じる。江口の月9出演は「東京ラブ・シネマ」(2003)以来、実に15年ぶり。また、第2話以降にはウッチャンナンチャンの内村光良と、女優・吉瀬美智子がゲスト出演する。
「コンフィデンスマンJP」は、ドラマ「リーガル・ハイ」などのヒットメーカー、古沢良太の脚本によるオリジナル痛快コメディー。長澤のほか、東出昌大、小日向文世の主要キャスト全員が詐欺師役で、欲望にまみれた人間たちをターゲットに壮大かつ奇想天外な計画で、大金をだましとっていく。
第1話のターゲットとなるのが、江口ふんする私利私欲にまみれた悪徳公益財団「あかぼし」の会長で、表向きは慈善団体の紳士を装いながら裏ではヤクザの黒幕として暗躍し、“日本のゴッドファーザー”とまで呼ばれる男。江口は「最初に脚本を読んだ時点で映画のようなスケール感があって、面白いストーリー展開だなと思いました。漫画原作の作品が多い中、オリジナルでこれだけハネたタッチのドラマというのは秀逸で、練りに練られた脚本だと思いましたね」と脚本の印象を語ると、「15年ぶりの月9ということですが、月9に限らず、僕はフジテレビのドラマで世の中の評価を受けて育ってきたみたいなところがありますので、他局でもドラマはやらせてもらってますが、フジでやるときは、成功してもらいたいという思いが特に強いですね」と江口ならではの胸中を明かした。
第2話以降に登場する内村が演じるのは、自治体に町おこしプロジェクトを持ちかけ、安く土地を購入しながら、業者と結託してはすぐに転売し、私腹を肥やす悪徳コンサルタント。スペシャルドラマ「一瞬の風になれ」(2008)以来、10年ぶりにフジテレビのドラマに出演する内村は「久々の悪役なんで、ちょっといつもの私と違う面を楽しんでいただければと思います」とメッセージ。自身が監督した映画『ボクたちの交換日記』に出演した長澤との共演については「今回、初のドラマでのからみということで、いい思い出を作ることが出来ました(笑)。いっしょにお芝居ができて良かったです」と満足げだ。
吉瀬は、あらゆる手を使って観光業界を牛耳ろうとするリゾート会社の女社長にふんし、「こういったいわゆる“ドSキャラ”タイプの役は初めてで、振り切れる演技が出来るので、演じていても楽しかったです」とコメントしている。「コンフィデンスマンJP」は4月9日夜9時スタート(初回は30分拡大スペシャル)。(編集部・小松芙未)