美山加恋、プリキュアとの別れに大号泣だった!次の世代にバトン渡す
女優の美山加恋が14日、新宿バルト9で行われた『映画 プリキュアスーパースターズ!』公開直前親子試写会ホワイトデー舞台あいさつに、引坂理絵(キュアエール役)、本泉莉奈(キュアアンジュ役)、ゲスト声優を務めた北村一輝と共に登壇。1月末まで放送されていた「キラキラ☆プリキュアアラモード」でキュアホイップの声を担当していた美山は、打ち上げの席でスタッフと大号泣したと明かした。
本作は、2004年2月にテレビ放送が開始されて以来、多くの人々に愛されている「プリキュア」シリーズ15周年のメモリアル作品。「HUGっと!プリキュア」「キラキラ☆プリキュアアラモード」「魔法つかいプリキュア!」のプリキュアたちが、世界を嘘だらけにしようとたくらむ怪物ウソバーッカ(北村)との戦いに挑む。
美山は「(携わっていた時間は)あっという間で、終わってしまうのはすごく寂しい」とやや曇った表情を浮かべると「この映画のアフレコをしていたとき(プリキュアアラモードが)放送中だったので、余計寂しくて『なんで終わっちゃうの!』って打ち上げのときスタッフさん含め大号泣だったんです」とプリキュア愛を爆発させる。
「とても辛かった」という美山だが「去年『まほプリ(「魔法つかいプリキュア!」)』さんからバトンを受け継いだように、わたしたちも1年をかけて次の世代にバトンを渡そうとがんばってきました」と振り返ると「バトンを渡す相手が引坂さんだと聞いたときは、『プリアラ』でも一緒にやっていた仲間だったのですごくうれしかった。まったく悔いはないです」と最後は晴れ晴れとした表情で語った。
一方、プリキュアたちの前に立ちはだかるウソバーッカにふんした北村は「普段の俳優の仕事とは違うので難しかった」と声優初挑戦の感想を語ると「人間の役ではないので、自分の存在をしっかり消そうとして臨みました。あとは悪役なのですが、そんなに悪くならないように気をつけました」とアプローチ方法を証言。さらに、この日はホワイトデーということで、約1万個のキャンディを使用して製作されたキュアエールのモザイクアートが登場すると「こんなに可愛らしい子たちと一緒にいられるだけでも幸せです」と満面の笑みを浮かべていた。(磯部正和)
『映画 プリキュアスーパースターズ!』は3月17日より全国公開