中村アン、10代で男性に「ウワッと思った」記憶を新ドラマのヒントに
モデル、女優の中村アンが、連続ドラマ初主演を務める読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ「ラブリラン」(4月5日放送スタート、11:59~)について、相手役を務める古川雄輝、大谷亮平と共に互いの印象や、役との共通点などを語った。
女性漫画誌「Kiss」に連載された天沢アキの人気漫画をベースに、デザイン会社に務めるヒロインのさやかが、対照的な2人の男性の間で揺れ動きながら成長していくさまを描く本ドラマ。男性経験のない30歳のこじらせ女子・さやかにふんする中村は、役柄との共通点を問われると、「正直わたしと正反対」と照れ笑い。
だが、自身もさやかのように思ったことをなかなか言えない時期を過ごしたことがあったそうで、「恋愛に対しても、思いを率直に言わない方が相手といい関係でいられるって臆病な感じや、変わりたいと思っているところが高校時代、チアリーディングをやっていた頃のわたしと似ているかなって思いました」とコメント。
「わたしはそもそも女子中、女子高、女子大の出身。15、16歳のころ男性と関わった時に“ウワッ”ってなっていた頃の感情を思い出しながら演じています」と当時の経験が役作りにも生きているといい、「(さやかと違うのは)わたしの場合はそれではダメだって、その後はきちんと自分の意見を言うようになったところ」と学生時代を振り返る。
古川はドSでツンデレな営業マン、大谷はワイルドなデザイナー役で中村の相手を務めるが、古川は自然体で演じられているといい「翔平は僕とほぼほぼ一緒。ちゃんと自分の気持ちを伝えられないところが似ています」と分析。ヒロインに片想いされる立ち位置の大谷は「女性に優しいところは似ていると思います」話し、ニンマリ。
だが、大谷は昔は怒りっぽかった時期もあったと回顧し、「大学生くらいの時、母親とケンカしたら置き手紙で母親が『キレていいことはありませんよ』って。そこからいいことないな、おおらかでいないといけないなって思うようになったんです」と自身が変わるきっかけになったエピソードも披露した。
大谷の優しさについては中村も「本当に誰にでも優しい」と太鼓判。一方、古川は大谷の男性らしさに魅力を感じたようで「大人の男性という感じ。僕とはタイプが全然違っていて、同性から見てもかっこいいタイプ。色気がすごい」と絶賛していた。(取材・文:名鹿祥史)
木曜ドラマF「ラブリラン」は4月5日より読売テレビ・日本テレビ系にて放送スタート(毎週よる11:59~0:54)※一部放送除く