大泉洋、娘も涙「うちの子は感動屋さん」
俳優の大泉洋が18日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた『映画ドラえもん のび太の宝島』(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつに高橋茂雄(サバンナ)と共に登壇し、イベントの途中では「僕の評判を落とすようなことは言わないでほしい!」とドラえもんに詰め寄るシーンも見られた。
本作は、劇場版『ドラえもん』シリーズ第38作。テレビアニメ「ドラえもん」を数多く演出してきた今井一暁が監督を務め、宝島探しをテーマに、ドラえもんとのび太たちが大海原で冒険する姿を描く。3月3日に公開初日を迎えると、オープニング興行収入は8億4,000万円以上のロケットスタートを切り、昨年公開の『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』(44億3,000万円)超えも期待されている。
この日は大ヒットを祝い、主題歌・挿入歌を担当した星野源から監督、キャスト、製作陣に温かい手紙が届いたが、先日放送された「星野源のオールナイトニッポン」内で本作を観た大泉が泣いたことを取り上げ、ドラえもんが「大泉さんって芝居以外で涙が出るんですか?」というくだりがあったことが記されていることがわかると、大泉の表情は一変。
大泉は「ちょっとドラえもんを詰めていいですか?」と司会者を見ると「あなたね、ラジオで『あの人、涙出るんですか?』みたいなこと言ったらしいですね。ネットのニュースになっているのを読んで驚きましたよ。なんか血も涙もない男みたいな感じになっていて……」と宣言通りにドラえもんに詰め寄る。
すると、ドラえもんは追い討ちをかけるように「お芝居以外で涙出るんですか?」と発言。「信じられない」という表情で天を仰いだ大泉は「よく言いますね。これだけハートウォームな僕を前にして……。僕の評判を落とすようなことを言うのはやめていただきたい! あなたの影響力はすごいんだから」とさらに詰め寄って会場を盛り上げていた。
大泉は「本当に涙しましたよ」と作品の素晴らしさを改めて伝えると「うちの娘もいち早く観に行かせていただきましたが『後半思わず感動して泣いてしまった』と話していました。うちの子は感動屋さんで、(大泉が出演した)大河ドラマ『真田丸』の“犬伏の別れ”の回でも泣くような子なんです」と「真田丸」でも大きな感動を呼んだ大泉演じる真田信幸と、堺雅人ふんする真田信繁がそれぞれの道に進むシーンを例にあげ、親子で感動屋さんであることを強調していた。(磯部正和)