「やれたかも委員会」テレビドラマ化に佐藤二朗×白石麻衣×山田孝之
吉田貴司のWEB発の人気漫画「やれたかも委員会」が、佐藤二朗、乃木坂46の白石麻衣、山田孝之をキャストに迎え、MBS・TBSの2018年4月クールの深夜枠でテレビドラマ化されることが決定した。2016年からWEBサイト・noteでの公開から始まった同作は、謎の3人組「やれたかも委員会」が、さまざまな男性たちの「あのとき、もしかしたら、あの子とセックスできていたかもしれない」という一期一会の思い出を「やれた」「やれたとは言えない」で判定するコメディー。佐藤、白石、山田は「やれたかも委員会」のメンバーにふんする。
2016年からWEBサイト・noteで始まり、cakesで公開されたのちSNSを中心に反響を呼び、書籍化もされた原作に基づく本作。今年1月にはお笑いトリオ・ロバートの秋山竜次主演でドラマ化、インターネットテレビ局AbemaTVで放送された。
テレビドラマ版では、「やれたかも委員会」のメンバーの名前を原作から変更。能島譲役に佐藤二朗、紅一点の女性メンバー、月綾子役に白石麻衣、帽子にサングラス姿のオアシス役に山田孝之が決定した。演出を「ナニワ金融道」シリーズのプロデューサーや、「闇金ウシジマくん」シリーズの演出、脚本、プロデューサーなどを務めてきた山口雅俊が、脚本を「家なき子2」、「カイジ2～人生奪回ゲーム～」などの山崎淳也らが担当する。
原作では「やれたかも委員会」を訪れる相談者の“やれたかもエピソード”の回想をメインに描かれるが、今回のテレビドラマでは相談者の回想パートに加え、委員会メンバー3名と相談者の間で繰り広げられる、「やれた」「やれたとは言えない」の判定に至るまでの熱い議論が展開するという。（編集部・石井百合子）
キャストのコメントは以下の通り。
佐藤二朗・能島譲（のうじまゆずる）役
「どうでもいいようにみえることに心血を注ぐ」。職掌柄、よくやることではある。が、これほど、その一点のみに気を割いた作品は珍しい。「やれたかもしれない夜」は「人間の綻び」である。綻びがあるから、人は面白い。綻びがあるから、人生は色彩豊かになる。なんつって。なんつってじゃない。せっかく真面目に書いてるのになんつってはいただけない。笑っていたらいつの間にか泣いていた。そんなことが起きたら嬉しい。時に可笑しく、時に哲学で、時に切ない。そんな「やれたかも委員会」は、紛れもなく、純愛作品である。なんつって。
白石麻衣：月綾子（つきあやこ）役
月綾子役を演じる乃木坂46の白石麻衣です。「やれたかも委員会」のお話をいただいた時は、とても嬉しかったです。まだ演技の経験が浅いので、佐藤さんや山田さんの存在がすごく心強かったです。皆さんに楽しんで観ていただけると幸いです。よろしくお願いします。
山田孝之：オアシス役
既にAbema TVで放送されている「やれたかも委員会」ですが、どちらも違った良さがあると思うので、どちらもお楽しみ頂ければと思います。
ドラマ「やれたかも委員会」は4月22日より毎週日曜深夜0:50～MBSにて、4月24日より毎週火曜深夜1:28～TBSにて放送