「となかぞ」最終回!深キョン&松ケン夫婦の選択は…多様な家族像に高評価
22日、深田恭子主演の連続ドラマ「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系・毎週木曜夜10時~)が最終回を迎えた。前回第9話で幸せ絶頂の中、衝撃的な展開を迎えた五十嵐夫婦(深田恭子&松山ケンイチ)をはじめコーポラティブハウスで暮らす4世帯の面々の終着点にネット上で感想が飛び交い、さまざまな形の家族を描いた「気付きのあるドラマ」として反響を呼んでいる。(※9話までのストーリーに触れています)
長く苦しい不妊治療を経て、ようやく命を授かった奈々(深田)を襲った突然の悲劇に騒然となった第9話。それによって奈々と大器(松山)もまた小宮山夫妻(真飛聖&野間口徹)に続くかたちで離婚の危機を迎え、渉(眞島秀和)&朔(北村匠海)も交際を反対する渉の母に頭を悩ませ、亮司(平山浩行)も前妻との息子・亮太(和田庵)とパートナーのちひろ(高橋メアリージュン)、3人の将来を具体的に考えるように。
哀しみに沈み壁を作る奈々、ともに試練を乗り越えようとする大器。2人が深い深い悲しみの果てに下した決断は意外なものだった……。
不妊治療に伴う問題。子供を持つ選択、持たない選択。同性同士の結婚。教育。家族のあり方を巡るデリケートなテーマを真摯に、時にユーモアを交えて描いてきた本作に、放送後「世の中には色々な家族がいて、色々な生き方があるんだなと、改めて考えさせられたドラマでした」「たくさんの考え方が世の中にはあって、相手の立場になることの大切さを教えてもらいました」「重いテーマを重すぎず、楽しんで学ぶことが出来ました」「誰しも幸せそうにみえて秘密や悩みを抱えている…とても共感できました」といった感想が続々。また、「そしてわたさくのスピンオフ、是非ともお願いします」と渉&朔カップルのスピンオフ、続編を望む声も目立った。(編集部・石井百合子)