スティーヴン・スピルバーグ13年ぶり来日決定!新作『レディ・プレイヤー1』引っ提げ
スティーヴン・スピルバーグが、監督最新作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)を引っ提げて4月17日に来日することが決定した。スピルバーグ監督の来日は、2005年公開のトム・クルーズ主演作『宇宙戦争』以来、13年ぶり。主演のタイ・シェリダン、オリビア・クック、そして日本から出演した森崎ウィンと共に、18日に開催されるジャパンプレミアに出席する予定だ。
『レディ・プレイヤー1』は、誰もがゴーグルひとつで没入できるVR空間「オアシス」を舞台にした冒険ファンタジー。27年後の荒廃した未来で、17歳の青年ウェイド(タイ)が、ネット上の仲間たちと一緒に「オアシス」創設者の遺した56兆円相当の財産をめぐる争奪戦に挑む。何でもありのVR空間には、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンなど、映画・漫画・アニメ・ゲームの人気キャラが共演。ガンダムや「ストリートファイター」シリーズなど、日本からも多くの作品が登場している。
現地時間3月26日には、アメリカ・ロサンゼルスでワールドプレミアが開催され、スピルバーグ監督は、タイ、オリビア、森崎に、マーク・ライランス、サイモン・ペッグ、ベン・メンデルソーンを伴って出席。『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』『ブリッジ・オブ・スパイ』など史実をもとにしたシリアスな名作も手掛けているスピルバーグ監督は、本作について「気晴らしになったよ。監督としてカメラの後ろに立つんじゃなくて、観客の一人としてね」とコメント。スピルバーグ監督の、子供のように無邪気な一面が前面に出た活劇になっていることを期待させた。
また、故三船敏郎さんがモデルのアバターを使用する日本人キャラ、ダイトウを演じた森崎は、晴れの舞台に「この場に立てていることが本当に信じられません。夢から覚めてしまうのでは、という恐怖もありますが、作品への達成感はとてもあります。これから日本を含めた世界中で公開されるので、公開された後のリアルな反響を楽しみにしています。日本の皆さん、待っていて下さいね!」と感激の面持ち。スピルバーグ監督も「ウィンは素晴らしい俳優だよ。日本で活躍している姿も観たけれども本当に素晴らしい。この映画には日本以外からもたくさんの俳優がオーディションを受けたが、ウィンはその中でも特別だった」とその才能に太鼓判を押している。(編集部・入倉功一)