「天才バカボン」実写SP3弾放送!西田敏行がバカ田大学教授に
故・赤塚不二夫さんの国民的人気漫画「天才バカボン」の実写スペシャルドラマ3弾となる「天才バカボン3」がゴールデンウイークに日本テレビ系にて放送されることが決定した。バカボンのパパをくりぃむしちゅーの上田晋也、ママを松下奈緒が続投するほか、バカボンのパパの母校である“バカ田大学”教授として西田敏行が出演。上田は「西田さんとの共演シーンでは、毎回、台本には無いアドリブがあったり、セリフの行間を描くような芝居が入ってきたり、『同じセリフでも、こんな表現方法や伝え方があるんだ!』と学ばせていただいています」と名優の演技を目の当たりにした感想を語っている。
「実写化不可能」と不可能とされたギャグ漫画「天才バカボン」。初の実写ドラマが2016年3月に「天才バカボン~家族の絆」のタイトルで放送。2017年1月には2弾として「天才バカボン2」が放送された。上田、松下のほか、おかずクラブのオカリナ(バカボン)、早坂ひらら(ハジメちゃん)、マツコ・デラックス(謎の隣人)、大野拓朗(おまわりさんの部下)、高嶋政伸(おまわりさん)、小日向文世(レレレのおじさん)らが出演。タモリが主題歌を担当した。
第3弾のメインストーリーの舞台は、バカボンのパパ(上田)の母校「バカ田大学」。パパが学生時代から天才だった秘密、パパとママ(松下)が初めて出会ったときの出来事、そしてパパの恩師である紙一重教授(西田)との奇妙な研究プロジェクトなどが描かれる。紙一重は、人生をかけて「動物とのコミュニケーション方法」を研究する一風変わった教授だったが、バカボンのパパが参加したことでその驚きの研究は、どんどん進んでいく……。
紙一重役の西田は、長髪のユニークなルックスについて「実は、ドラマの中で飼っている愛犬の名前が『アインシュタイン』という設定なので、自分も急きょ“アインシュタイン”風に変身させていただきました」と説明。出演にあたり「わたしは、70歳になるんですが、この年になっても学ぶことは多いです。逆に、わたしが教えられる事はまだないように思います。この撮影現場でも、皆さんが、僕に無いものを一杯持っていらっしゃるので、吸い取りたい気持ちです」と謙虚なコメントを寄せている。
放送日時は後日発表予定。(編集部・石井百合子)