衝撃作『ミスミソウ』山田杏奈&清水尋也、胸キュンの名シーン
「ハイスコアガール」などで知られる押切蓮介の人気漫画を、『先生を流産させる会』『ライチ☆光クラブ』などの内藤瑛亮監督が実写映画化する『ミスミソウ』。本作で山田杏奈と清水尋也が演じる、壮絶ないじめにあう転校生・春花と、彼女の心の支えになる晄の切ない恋を表す劇中写真が公開となった。
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東京から田舎に転校してきた少女を待ち受ける壮絶ないじめ、その先に待ち受ける惨劇などショッキングな設定が話題を呼ぶ本作だが、見どころの一つとなるのが春花と晄の関係。クラスの女王的存在、小黒妙子(大谷凜香)を中心とするグループのいじめが日ごとにエスカレートするなか、春花の唯一の味方になったのが同じように転校してきたクラスメイトの晄だった……。
公開された場面写真は、春花と晄の距離が近づいていく様子を示す3点。思わぬ悲劇により学校を休んでいた春花が登校し、彼女を心配する晄。家族を亡くし、ショックで喋れなくなった春花と、彼女を励ますために会いに来た晄が思い出の場所に向かって雪の中を歩くシーン。そして、うちひしがれる春花に「ずっと会いたかった」「野咲(春花)を守るから」と迫る晄。
春花のコート、傘、晄の口についた血など“赤”の色彩が印象的だが、内藤監督は「劇中、春花が身にまとっている“赤”の面積が大きくなるほど、春花の人間性が欠如していくように演出した」と説明している。
テレビドラマ&映画『咲-Saki-』(2016・2017)、放送中のテレビドラマ「わたしに××しなさい!」(MBS・TBS)などに出演し、本作で初の映画主演を果たす山田。先ごろ放送終了したテレビドラマ「anone」(日本テレビ系)で広瀬すずの相手役を務め注目を浴びた清水。圧倒的な演技力を持つティーンのコンビネーションに期待が高まる。(編集部・石井百合子)
映画『ミスミソウ』は4月7日より新宿バルト9ほか全国公開