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名探偵コナンはラブストーリーもアツい!金ロー『から紅の恋歌』今夜

平次と和葉(『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』より)
平次と和葉(『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』より) - (C) 2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 人気アニメ『名探偵コナン』シリーズの劇場版第21弾『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』が、今夜20日の21時より日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にてテレビ初放送される。『コナン』というと、推理モノとして楽しめるのはもちろん、主人公をはじめとする登場人物たちの“恋物語”も見どころ。ラブストーリーとしての『コナン』の魅力に迫る。

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 青山剛昌による原作漫画は、週刊少年サンデーで1994年より連載開始。テレビアニメは1996年より放送スタートし、劇場版アニメは公開中の『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』で第22弾。漫画、アニメともに高い人気を誇る。その名の通り“探偵”を描いた推理物語。主人公の高校生探偵・工藤新一が、黒ずくめの組織の男に毒薬を飲まされたことで体が縮んでしまい、見た目は小学生の江戸川コナンとして、身のまわりで起こる事件の解決と黒ずくめの組織の真実に迫っていく。

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 そんなサスペンス展開に加え、恋愛要素も『コナン』の楽しみの一つ。注目はやはり主人公の新一と幼なじみの毛利蘭。正体を隠しコナンとして蘭のそばにいながら、蘭や仲間の安全のため真実を打ち明けられない新一。姿を消した新一を気にかけ続ける蘭という関係は切ない。普段は高校生らしからぬ推理力を発揮する新一が、蘭に関することでは空回りしてしまうところに年相応の不器用さが垣間見える点も、ファン心理をくすぐる。

 蘭の別居中の両親・小五郎と妃英理、親友の鈴木園子と空手の名手・京極真、さらには事件を通じて新一たちと関わり合っていく警察関係者の恋も。警視庁捜査一課で職場恋愛中の佐藤刑事と高木刑事、白鳥警部とコナンらの通う小学校の小林先生をはじめ、ほかにも片思い中だったり訳ありでこじれていたり、さまざまな恋愛模様が繰り広げられ、事件と並びファンの関心の対象だ。

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紅葉と平次(『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』より) - (C) 2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 そして、新一のライバルであり友人でもある関西在住の高校生探偵・服部平次とその幼なじみの遠山和葉も人気コンビ。鈍感なところがある平次とやきもち焼きな和葉のやり取りは、まさにラブコメ。『から紅の恋歌(ラブレター)』では、そんな平次と和葉の関係がフィーチャーされたとあり、大きな話題を呼んだ。同作では、平次の“婚約者”だという百人一首高校生チャンピオンの大岡紅葉が登場。大阪・京都で百人一首の団体「皐月会」をめぐって起こる事件と共に、平次・和葉・紅葉の三角関係の行方を追う淡い恋の物語も必見だ。(編集部・小山美咲)

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